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「生きづらさ」とは

9月22日の探究の授業は鴻巣麻里香さんにお話をお聞きしました。
鴻巣さんは、福島県白河市でこども食堂とセーフティシェルターを運営する
非営利団体「KAKECOMI」の代表です。

鴻巣さんのお話のテーマは「生きづらさ」です。「生きづらさ」は貧困や人間関係で困っている状態のことです。そして、うまくいかないの根源から「生きづらさ」がくるそうです。鴻巣さんにある動画を見せていただきました。内容は海外の大学の研究で学生が100ドルを狙っていろんな条件で競うというものです。私はその動画を見て今、私は恵まれた環境であると思いました。それとともに衝撃を受けました。なぜなら、良い周りの環境にあてはまる人は二歩進む。その条件によってスタート地点が変わるのです。今までよく、周りの環境は関係ない。努力が必要だと言われてきました。そして、私もそうだと思っていました。しかし、白人の方と黒人やヒスパニックの方のスタート地点が違うのを見てこれからは考え方が変わりました。

この背景には構造的問題があるのです。構造とは制度、組織、相互関係、世の中のルールです。そして、世の中が変われば「生きづらさ」が変わるのです。鴻巣さんのお話の例えで女性の平均年収が男性よりも半分と言っていました。それを聞くまで私は普通のことだと捉えていました。しかし、よく考えてみるとおかしな話だと思います。性別が違うだけであとは何も変わらないと思います。

そして、「KAKECOMI」という団体が主にどんなことをやっているかも聞くことができました。逆境体験とトラウマで家に帰れない、帰りたくない人をシェルターで一時的に引き取るということをしているそうです。今はコロナが流行りそういう人たちが増えていると聞きました。私はなんでだろうとはじめは思いました。ですが、今はコロナ予防ということもあり家に自粛しなければいけません。それが逆に家に帰りたくない人たちが困っていてる人が増えているそうです。私はそれを聞いて、良いと思われることが逆に苦しませることがあるんだな思いました。

最後に今私たちにできることにを教えてもらえました。社会のせいにすること、苦しいときは逃げる、選挙にいく、です。私はときには逃げてもいいんだと思いました。そのためにはいろんな逃げ場もつくることも大切だと気が付きました。なにより、そういう場所をつくっている鴻巣さんはすごいな思いました。


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