農福連携について学んだこと

障がい者の平均月収は1万6000円で多くても4万円だと知りました。これだと生活するのは厳しく、家族への負担が大きいと思いました。そこで今、人手不足の農業と働きたい障がい者、農業と福祉が融合させた農福連携が取り組まれているということを知りました。そして農家へ授産事業から利用者さんに派遣されます。最初は果樹の枝集めの仕事だったそうで、最終的にはりんご収穫の仕事にまでつながったそうです。小さな仕事からどんどん仕事が増えていき、それはつながっているということを学びました。農家に派遣されて働くだけではなく提供されたものをほかとコラボして商品をつくっているのです。それを聞いて何を作るにしても他の職種の人と関わり、商品ができているということに気づきました。そして、加工して商品を作ったほう野菜を生産して販売するよりも食品加工を行って商品を販売するほうが売り上げが高くなり、障がい者の給料が上がるのです。こうやって、農家に派遣され、働くことで新しい商品を開発し、販売までやる。その商品はブランドとなり、地域のPRにもつながる。そして、農業までが活発化する。農業と福祉の融合でこんなにつながっていくなんてびっくりしました。農福連携をはじめて6年派遣された障がい者の累計の人数は6000人を超えたそうで今までで1番だそうです。これを通して続けていく大切さ、お金の大切さ、そしてこれからの農業と障がい者の人としての人生を考え、自分には関係という考え方を変えていこうと思います。


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