「それしかないわけないでしょう」を読んで

 私は「それしかないわけないでしょう」を読んで様々なことを考えさせられるなと思いました。このお話は1人の女の子がお兄ちゃんから聞いた話に落ち込んでいたけれど、おばあちゃんのおかげで未来の考え方が変わった話です。

 私はこのお話に出てくる女の子とおばあちゃんの考え方は面白いなと思いました。女の子とおばあちゃんの最初の会話で良いなと感じたところは『おとなはよく「コレとコレ、どっちにする?」とかいうけれど、どっちもなんかちがうなーっておもったときは、あたらしいものをじぶんでみつけちゃえばいいのよ!』とおばあちゃんが言ったところです。選択肢は1つや2つだけでなくても良いんだと感じることが出来ました。そしてこのことを聞いた女の子はどんどん想像を膨らませて、こんな未来があってもいいじゃない!と考えることが出来るようになっていきました。そして私はその女の子が考えている未来も面白いなと思いました。1つだけ「それはな~」と思ったのは『にんじんがきらいだから、このさきもずーっとのこすしかない?おとなになって、「にんじんきんし」のほうりつをつくればいいんじゃない!』と言ったところです。嫌いな人だけでなく好きな人もいるので「にんじんきんし」の法律が出来てしまったらにんじんを食べることが出来なくなるかもしれません。私はにんじんが好きなので正直困ります。だからこの考えは私は賛成出来ないなと思いました。あと他に面白いなと思ったのは女の子がおかさんに目玉焼きとゆで卵どっちがいい?と聞かれたときに「もっといろいろあるでしょ!?」といっていろいろ考え、どれがいい?と聞かれたときにゆで卵と答えたところは思わず笑ってしまいました。

 人は誰でもついそれしかないと思ってしまいます。しかし見方を変えたり、考え方を変えてみたりしたら未来は限られたものではない様々なものになると思います。

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