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「未来洞察」の授業を受けて学んだこと

 私は先日、未来洞察師の山本さん(河合塾)と八幡さん・藤本さん(日本総研)から、2日間「未来洞察」について様々なことを学びました。
 1日目、まず初めに山本さんのお話を聞きました。山本さんが進路などを考えるとき「飢餓と飽食」に関心を持っていたそうです。そして、大学では
農業関係が学べるところへ進み、途中「なんか違う」と思ったらしく、他の学科に変えました。大学での生活はとても楽勝だったらしく、私は「結構自由に過ごしてたんだなぁ」と思ったことと「行動力のある人だなぁ」とも感じました。山本さんは失敗した時、考えてなかったポイントがあったそうで、それが「自分のことを考えていなかった」ということです。私はこれを聞いた時、「やっぱり自分の人生だから自分のことをよく考えて、進路選択などをしていかないとなぁ」と感じました。山本さんはその後、友達と2人で起業し、貧困で困ってる人たちの手助けをしました。貧困で大変な思いをしている人達は「捨てられたゴミを拾って売る」などの生活を送っていたそうです。手助けをしているときに様々な失敗などを経験し、悩んでアイデアを出した時、農業になり、原点に戻ってきました。この時私は、「人は巡り巡っても原点に戻ってくる」ことを実感しました。
 意思決定は結構身近にあり、選択する機会はたくさんあります。そして考え方は常に変わり、今日選択したことは明日には変わっていることがあります。そして山本さんからは「選択しないという選択もある」ということを教わりました。
 午後は八幡さんと藤本さんのお話を聞きました。活動することが多く、グループ活動が主でした。初めに自分が面白いと思った記事のようなものを選び、それをグループで共有して自分があったら面白いと思う内容を考えて、それを農業と一緒に考えてどんな未来が起こるか考えるということをしました。
 2日目はその続きを行い、グループ全員で理解を深め、たくさん考えた妄想のようなものの中から自分達で「組み合わせた未来の兆し」を考え、
・タイトル
・アイデアの概要
・アイデアスケッチ
・変化のポイント
・アイデアが実現した時に、未来に起こりうる良いこと、悪いこと
この5つを考えました。その後、他のグループの考えを聞き、たくさんのアイデアを知りました。それが終わった後、自分がもっと知りたいことを調べ、新聞のようなものにまとめ、それを発表しました。どの内容も面白かったです。
 私は今回、この「未来洞察」を通して、人が新しいことを思いつく時に、常識の反対のことを考えたり、その場の現状を感じたりすることがあるのだと思いました。今は広がっていないものが未来では広がる可能性があることを知れて良かったし、面白かったです。

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