生きづらさとは

今回の探究の授業では、鴻巣さんから、「生きづらさって何だろう」というテーマで話をききました。鴻巣さんは,前回の探究の先生と同じフリーランスとして働いていて、ソーシャルワーカーだそうです。ソーシャルワーカーという言葉は、前回のフリーランスについで初めて聞いた言葉でした。ソーシャルワーカーというのは、生活の中で困っている人や不安を抱えている人などの援助をする人で、あまり名前は聞かない仕事ですが、身近にソーシャルワーカーは意外といるらしいです。ソーシャルワーカーのもとへ訪ねてくる人の理由で一番多いのは、お金がないという理由で、2019年からソーシャルワーカーのもとへ訪ねる人が急増したそうです。それもそのはず、世界のお金持ちの上位2%が世界の総資産の半分ほどを持っているそうです。しかも、調べたところ、下位50%は全体の8.5%分しかお金を持っていないそうです。

鴻巣さんの自己紹介やソーシャルワーカーの説明が終わり、生きづらさとは何かという本題に入りました。生きづらさは、お金がないからという理由が大半だと考えて、それは誰のせいなのかについて考えました。それについての一本の動画を見ました。それは、集められた学生たちが100ドルをかけて競争をするというもので、普通の競争とは違って、主催者がお題を言ってそのお題の通りだったら進めるというものでした。途中で動画を止めて、鴻巣さんがこの画面を見てなにか気づくことはありますかとみんなに質問をしました。自分は気づかなかったのですが、鴻巣さんから説明を受けて気づきました。それは、肌の色の違いでした。先頭には白い肌の色をした人たち、後ろのほうには肌が黒い人たちがいて、このように、生まれたときから差があると言われ、すごく納得しました。しかしその差が生じてしまったのはその人のせいなのかと聞かれ、それは違うなと思いました。でも誰のせいなのだろうか、生きづらさとはなにかがもっとわからなくなりました。たくさん考えましたが自分には分かりませんでした。

自分は、生まれてきてからほとんど不自由なく生きてきました。それが普通だと思わず、不自由がなく生活できることに感謝して生きていきたいと思いました。

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