6次化商品と機能性表示

「6次化商品に新たな価値をプラス~機能性表示とアップサイクル~」という演題で桜の聖母短期大学、食物栄養専攻講師の先生に機能性表示商品について講習を受けました。講習では、6次化商品の付加価値、食品の機能、食品表示のルール、食料資源の利活用などについて学びました。食品の機能には、大きく分けて3つの機能に分かれています。一つ目は、栄養機能で、栄養素による生命維持機能で、たんぱく質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルなどの栄養がその機能をします。二つ目は、感覚機能で、呈味・香り・色素成分やテクスチャーなど五感による知覚応答機能で、食品のおいしさ、食欲の増進などをします。3つ目は、生体調節機能で、生活習慣病等の疾病予防に役立つ保健機能で、生体防御・体調リズムの調節・老化防止・疾患の予防・疾患の回復などをしてくれます。健康食品には、機能性表示が可能なものと不可能なものがあって、特定保健用食品と栄養機能食品と機能性表示食品は機能性表示が可能で、一般食品は機能性表示ができないそうです。食品成分に認められる保健機能成分には、整腸・便通改善、血糖値関係、血圧関係、コレステロール・中性脂肪、コレステロール関係、中性脂肪関係、歯関係、骨関係、ミネラル吸収関係があります。特定保健用食品と機能性表示食品を比較すると、共通点は、健康に良い効果の表示がどちらとも表示できるところです。相違点は、科学的根拠の公開が、機能性表示食品はされていて、特定保健用食品は公開の義務はないというところです。

今回の講習では、食品機能性表示について学ぶことができました。今度、食品の機能性表示を見ようと思いました。

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