「それしかないわけないでしょう」を読んで

テストが終わり、土日は有意義な時間を過ごそうとしていた矢先、週末課題で読書感想文が出てると友達に伝えられ、とてもテンションが下がりました。僕は本を読むことがそこまで好きではないし、作文を書くことが苦手だからです。ですが、課題なのでしっかりやらなくてはいけません。本を好きになるきっかけになるかもしれないし、と思いとりあえず読んでみました。作者はヨシタケシンスケさんという人でした。どこかで聞いたことがあると思ったら、あるかしら書店という本の著者でした。ゆるくかわいい特徴的なイラストが印象強く、すぐにヨシタケシンスケさんだと分かりました。ですが、そのかわいいイラストとは反して心に残る、奥が深い内容が書いてあるなと思いました。一度読んだだけでは僕の理解力のなさ、頭の悪さも相まってか、ほとんど意味が分かりませんでした。もう一度全て読み返したら一回目よりは内容が理解できた気がしました。普段、本を全く読まないし、読み始めても途中で読まなくなることがほとんどの僕が、気づいたら3回読んでいて驚きました。
僕がこの本を読んで、一番印象に残った言葉は、タイトルにもある「それしかないわけないでしょう」です。いかなる時でも、選択肢や未来が限られているわけがないという意味だと僕は考えました。僕は確かにその通りだなと思いました。今まで僕は、選択肢を提示されると、その選択肢の中でしか選ばなかったり、絶望的な状況になると、この後はこうなってこうなるんだろうなとネガティブなことばかり考えたりしていました。ですが、これからは、「それしかないわけなうでしょう」という言葉を心にとめて、もっと視野を広くしてことを考えていけるようにしたいです。


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