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後悔のない選択を

 今年の1年生最後の探究の授業はゲストスピーカーとしてハッシャダイソーシャルの三浦さんにご来校いただき、私たちに、これからの進路についてお話ししてくださいました。
 三浦さんの過去としては、あまり裕福な家庭ではなく、高校卒業後の進路として、大学進学は選択肢に含まれず就職1本だったそうです。僕は今、当たり前のように進学と言っていますが、これは決して当たり前のことではないのだなと改めて考えさせられました。また、高校生活でも同級生間の問題が起こりましたが、恩師の影響もあり、三浦さんは前進することができたそうです。このようなことがあり、三浦さんは「誰かの助けになれる仕事をしたい」と決心したそうです。
 現在、三浦さんはハッシャダイソーシャルという会社に勤め、各地の学校を訪れて講演会を行ったり、様々な理由があり、学歴がない人・足りない人のための支援などを行っているそうです。僕が一番驚いたことは少年院でも働いているそうで、ほんとにいろいろな場所で活動されているのだなと思いとても驚きました。
 後半には質問会をしました。「どうやったら彼女ができるの」や「高校時の成績どうだったの」などの面白い質問もたくさんありましたが、僕が一番心に残っている言葉が「やりたいことが見つからない」という質問に対してのやりたいことは見つけるのではなく、いろいろな体験・経験を通して勝手にわいてくるものという言葉でした。自分はもう将来、やりたいことが決まっていますが高校生のうちにやれることを中心にもっと見つけていきたいです。
 最後に三浦さんからのアドバイスで「一番大事なことは自分で選択したかどうか」と「しんどくなったら周りに助けを求めること」でした。この2つを胸にこれからの高校生活を有意義に過ごしたいです。そしてこれからの進路・様々な選択の場において自分で選択する意識を持ちたいです。

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