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「それしかないわけないでしょう」を読んで

 「それしかないわけないでしょう」を読んで、私は未来について改めて考えることにした。
 私も実際にこのようなことで悩んだことがある。中学三年生の時の進路を考えてた時期である。私は小さいころから剣道をやっていて、その剣道を生かしたいと思い、剣道が強い高校に行きたいと思っていた。また、私の将来の夢である教員になるためにも、勉強と部活の両立ができる高校に入りたいと思っていた。いろんな高校から声を掛けられ、そのことがあり自分の自信にもつながった。しかし、県外の埼玉栄高校に行こうと思っていました。だが、いろんな事情であきらめ、聖光学院で夢に向かうことにした。正直不安なことが多くあった。特に勉強面である。自分たちの代からカリキュラムが変わると聞いて不安だった。進路を決めた後も、「ほんとにこれでよかったのか」「ほかに正しい道はなかったのか」と思うようになっていった。親にも相談することが多くなっていった。高校で文武両道を目指す大変さもわからず、ほかの人よりもつらい生活をするということに対する覚悟がまだ作れていなかった。
 ある時、担任の先生と話していた時、「正しい道を選ぼうとするのではなく、自分が信じた道を正しい道にするんだよ。」と言われた。その言葉を聞いて、今まで持っていた悩みがなくなった気がした。
 この先生の言葉を胸に刻み生活している。私の人生の分岐点である進路はとても充実した。未来はすべて自分次第で決まるということを改めて感じた。自分の強い意志を持って行動することで自信につながることも実感した。これからも自分のことを信じて生活していきたい。


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