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福島県立医科大学の見学をして

 私は福島県立医科大学の医学部を見学してきた。模擬講義を体験して改めて自分たちで考え、答えのない問題の答えを導き出す大切さを理解することができた。はじめは何をしていいかわからなかった。初めてのことだらけで不安や自信の無さからおどおどしてしまう場面が多かったが、途中から慣れてきて意見を出し合ったり修正しあったりして自分たちの考える意見がしっかりとまとまり、発表するときにも自分たちが伝えたいことを相手にわかりやすく理解してもらえるように工夫できていた。しかし、そのあとの講師の先生の話を聞いて、まだまだ不十分で詰めが甘いところがあることを知った。
 今回の見学を受けて、”連想する”ということは何事のおいても大事であることが分かった。勉強でも、なぜその問題が解けなかったのか、なぜそのような答えに至ったのか。部活でも、なぜあの時その動き、技を出したのか、逆になぜあの時あの技が出なかったのか、その技を出すためには何が必要だったのか、それに行きつくまでの過程に必要な基礎は何なのか。考えれば考えるほど疑問はいくらでも出てくる。しかし、その中で最も難しい点は、”その疑問には正確な答えがほとんどないということ”である。いかに自分の中で考え自分にできる最高の答えを導き出し、どんどんつなげていくことが大切だと、私は考える。また、考えるだけではほとんど変わらない。実行しなければ意味がないのである。そこでも連想が必要になる。先ほど考えた内容を実行するためにはまずどのような前提、準備、心構えが必要になってくるのか、それらを実行するためにも、日ごろからどのような意識をすればいいのか。などの考えもしなければ最終的な行動を完璧にすることができない。この連想する力をはぐくむためにも目標を立てるときや行動するとき、反省するときに常に連想するように心がけていきたい。今回の見学は自分にとって自分を見直すいい機会になった。今回学んだことをしっかり心にとめていきたいと思う。

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