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人生を「濃く」するために 

 ”人生の「長さ」は決められないが、「濃さ」は自分で決められる”小林さんのこの言葉を聞いて今までの人生の在り方について考えさせられた。
 まだ生まれて16年と間もないが、少ない期間の中で様々な経験をしてきたと私は思っていた。小学生の時から剣道を習っていて小学三年生からAチームとして試合に出させてもらっていた。たくさん負け、時には勝ち、泣いて、喜んだ。中学生になっても剣道を続け少し成績を残して青春を謳歌していた。しかし、今になってみるとそれは、していた”つもり”だったのかもしれないと思うようになっていった。確かに剣道では武道としての礼儀を重んじたり実際に剣を交えて人と交流したりと社会で行かせることがある。だが、別に剣道で社会的なことがたくさん学べて生かせるかと言われれば、そうとは言えない。世の中には様々なスポーツに取り組んでそのスポーツにでしか経験できない要素がある。そのような人たちがいる世の中で思い通りに事が進むというのは到底あり得ないことである。いったいどうすればみんながうまくいくようにできるのだろうかと悩んでいた。私が小林さんに「起業するときの不安や決断する時の心情はどのような感じでしたか。と聞いたときに、「起業する不安よりも自分に合わないなと感じた仕事でこれからもずっと生活するほうが不安だった。」と答えが返ってきたときに、悩んでいたものが解消された。今の自分の本当にやりたいことは何かを考え自ら実行したほうがリスクを先に考えて何もできずに終わることよりも何倍もいいということが改めて分かった。
 今回の話を聞いて、ネガティブに考えるのではなく常日頃からポジティブに考えて自分の考えを明確にして日々の生活を「濃く」していきたい。

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