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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

作品のネタバレに対する考え方

ネタバレの定義って、なに?


この記事にたどりついたそこのあなたにまず問いたい。

「ネタバレとはなんですか?」


  1. 作品の根幹部分にかかわること (キャラの死やストーリーの結末)のことだ。

  2. 作品そのものについて語る時点でありとあらゆる事象がネタバレだ

  3. リーク情報による、公式リリース前の情報だ


どれも、ネタバレとして扱われることが実は多い。
それくらいネタバレの定義は曖昧で人によっての判断基準が変わる。

なお、この内、③はどうあがいてもアウトだ。
そもそも公式リリース前の情報はぶっちゃけただの情報漏洩でしかなく、「正しい情報か」という観点でいうと微妙なラインである。
「じゃあ正しくないから出してもいいよね!!」なんて当然なるわけはない。ただのオナニーであり、ただの通り魔でしかない。
きっと友達もいない可哀想な人なんだなと思うし、だから友達いないんだろうなと心から軽蔑する。

たった一つの冴えたやりかた

さて、SNSが発展した昨今
作品のネタバレについてのお気持ちを各所で見ることが多い。
私自身もネタバレはイヤだ。出来ることなら全て自分の目で見て作品を浴びたい。
しかしながら、時にはリプライで・時にはDMで・時にはSNSのサムネイルなどで・時にはTwitterのタイムラインで。
ありとあらゆる形でネタバレ自体は回避できない形で潜んでいる。

SNSとネタバレはもはや切っても切れない関係にまでなっていると言っても過言ではないと考えている。


この事象に対するたった一つの冴えたやり方がある。



SNSをやめよう。




それしかない。
というか、ネタバレを見たくないのに何故SNSをやっているのだろうか、とすら思える。(もう一度言うが、今回言及しているのは上記①②のケースだ。③のようなリーカーは滅んでしまえばいい)
ありとあらゆる情報が勝手に入ってくる場所に自分から向かっているのだ。もはやただの自殺行為でしかない。

もしくは自衛の手段をいくつか用意しておくのも方法だ。
たとえばTwitterならリストという機能がある。そこで信用できる人のみを追加してその人たちだけのTLを追えばいい。

「で、でもTwitterのオススメで勝手に流れてくるじゃん!」
「それなら、PC版を使え」
Chromeの拡張機能であれば、Twitterの機能を一部変えることが出来る拡張機能だってちゃんとある。

なんならAppstoreにもあるらしいからたぶん携帯版でも出来るはずだ。知らんけど。今見ている端末でぜひともググってみてほしい。

そうした「自衛」の術すら取らずに
すでに公開されたものを「ネタバレされた!」はちょっとそれは違うんじゃないの?と思うと同時に、ある疑問が出てくる。


じゃあ、いつなら言及してもいいの?

ここが本当に難しい。

個人的に一番こういうネタバレ系でうまいな、とここ数年で感じたのは
「アベンジャーズ エンドゲーム」だ

たしか2週間後くらい経った後に、公式側からネタバレ解禁の大号令を出した覚えがある。
シリーズを代表する超重要キャラの結末など、どうしても語りたい内容があったが「これ言っても良いのか..?」という絶妙なあの空気感を今でも覚えている。

公式が大号令を出してくれたおかげで、ずいぶんとSNSでの発信がやりやすくなった。
すなわち「それだけの時間的余裕がありながら見てないお前が悪い」ということと相違ないと私は考えている。

故に、私としては「2週間」という期間は絶妙かなと考えている。
ある意味熱量としては試される期間であるとも言えるし、
公式サイドとしてもネタバレ前提の展開をしたい場合、この期間がないと逆にありとあらゆるものが難しい。


結局のところ「お気持ち」にすぎない

これにつきる。
ルールを記載している場合以外は、これに尽きる。
たとえば配信者のライブ配信の概要欄などに「ネタバレ禁止」などと書いてあって、それでもなおネタバレをするのであればそれはもはやただのテロだ。
その文言もある種の「自衛」だと思うし、何よりもその人の家で勝手にそういうことをやったわけだ。郷に入っては郷に従うべきだと考える。

一方で、「自衛」の策も取ってない・取れるはずの策を取ろうともしない人に対して果たして心から同情出来るだろうか、と言われると
申し訳ないが性格が悪い私は「否」と答える。

最初に書いた通り、ネタバレは人によって定義が違う非常にフワフワしたものだ。
だからこそ、自分が本当にそのコンテンツを浴びたいのであれば「最速で」そのコンテンツに触れるか、自衛をするかしかない。

定義がふわふわしているからこそ、せめて守りは固めるべきだと考えたほうが楽だし、その方が生きやすいのだと思う。
まぁこれも結局お気持ちでしかないが。


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