マガジンのカバー画像

UX direction

7
UXに関する考察や手法についてのnoteをまとめたマガジンです
運営しているクリエイター

#DX

業務改善の取り組み最初の1時間

業務改善を行うとき、最初に取り組むべきは担当者へのインタビューです。長すぎても短すぎてもダメなので時間は1時間と決めています。短すぎたらダメな理由は想像ができると思いますが、長すぎてダメな理由をいくつか説明します。 一つめの理由は担当者の日常業務に過度な負担をかけるからです。特に信頼関係が築けていない状態での過度な負担は、ネガティブな印象を与え、関係構築の妨げになります。また、インタビューが長引くと、担当者の大切にしていることや切実に悩んでいることにフォーカスする機会を失い

DX支援の第一歩

前回UX改善のステップについて書きましたが(前回の記事)今回はDX支援を行うときの進め方について触れてみたいと思います。とはいえ自分の業務としてはDX支援もUX支援も最初の第一歩はほぼ同じです。 ヒアリングで大切にしていること言わずもがな、ご相談をいただいたときにはご依頼の目的をヒアリングします。そのヒアリングで目的が明確なときもあれば“実行したきこと”をお話しされるケースも多くあります。実行したきことの背景にはもちろん業界的な課題だったり、“依頼主の思い”がありますが、ご