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【Ender 5 S1 改造記】その8 印刷を途中で止めたい

印刷途中でフィラメントを交換する、印刷途中で中にマグネットを仕込む、などなど、印刷中に特定の場所で止めたいことがあります。

Curaのマクロが効かない

Flashforge の Flashprint では標準でその機能がありました。Curaで実施する場合は、Pause at height というマクロを使います。特定のレイヤーや指定した高さで一旦停止するというもの。

拡張子>後処理>G-Codeを修正 を選び、ダイアログが出てきたらスクリプトを加える、を選択してリストの中から Pause at height を選択します。

後は、個々で高さ等を指定すればいいのだが、このメソッドをいくつか買えてみたのですが、①止まらなかった ②止まったけど再スタートできなかった、などなど。

どうやら、Ender 5 S1 のせいではなく、Sonic Pad で使う場合には設定が必要そうです。

Sonic Pad で Pause at height を使う

流れとしては、①デフォルトのG-Code に設定を追記して、②Pause at Height の設定を正しく行う、という感じ。

まずは、デフォルトのG-Code にPause at Height を使うための記述を追加します。設定>プリンター>プリンターを管理する>プリンターの設定で、開始時のG-Code の一番最後に [pause-resume] を追加する。意味は正直良くわかっていないです。orz

そして、設定するには抑えて置かなければいけないのは、Method。これは RepRap(M226)を選択する。それから一番最後の G-Code Afdter Pause には pause を記述しておく。抑える点はこのくらい。

あとは、停止中のヘッドの位置を指定する Park Print Head X/Y は左手前なら 0,0 右奥なら 220,220 を指定。手前だと邪魔なので右奥がいいですね。

停止時のフィラメントの垂れを防止するのか、Retract3mmExtrude Amount には 2.8mmを入れておく。Stanby  Temperarture を指定しておけば、停止中もノズルの温度をキープできる。Display Text は多分画面に表示する文字なのでしょうけど、まだ1度もお目にかかったことがない。

無事一時停止

ということで、無事に一時停止して、マグネットを埋め込むことが出来ました。ちょっとひと手間ありますが、なかなか使える機能です。

皆様からのサポートで、私も何かをサポートできるような更新を目指します。