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【Ender 5 S1 導入記】その6 問題浮き彫りの印刷

SDカードかよ

データも出来た。フィラメントもセットできた。後は印刷です。PC上でスライサーアプリを使ってできた印刷データをどうやってプリンターに渡すのか? USB ? 通信?

NO! 3Dプリンターは未だにSDカード(or USB)が主流

今どきSDってって思うけど、まだまだ DIYの機械なんだなぁって気分です。

ちなみにAdventurer 3 は無線LANでの転送&印刷開始、もしくはUSBメモリでの引き渡しでした。これだよね。

USBも使えるが

SDの抜き差しが嫌になってきたのでUSBを試すことにしました。USB接続をして、スライサーアプリで印刷の準備をすると、印刷データの保存以外に、プリンターを選べるようになりました。

しかしその喜びは長く続きませんでした。印刷中はPCつけっぱなし?

3Dプリンターの印刷は数時間はざら。中には20時間、それ以上というケースもあります。その間PC起動してアプリ動かしっぱなし?

そっと印刷停止を押しました。USBないわー

これはなる早で無線LAN対応を考えナイト。

静かだけどうるさい

電源を入れると何となくファンの音がします。そして印刷が始まるとまたファンの音が大きくなります。さらに高速印刷ではファンが爆音になります。通常時や印刷時は比較的大きくない音なのですが、気になる音。エンクロージャー(ケース)がないので余計気になります。

印刷ノズルがあるヘッドには前後に2つのファンがあり、これが原因の一つ。それから本体底面にもどうやらファンがあるようでそこからの音が印刷前から何となく響く。

うるさくはないのですが...やっぱり気になります。印刷中にオンラインミーティングのときはどうしよう?とか気にするレベル。

食いつきすぎ!

しっかりレベリングをしたので、印刷そのものは順調です。

気になったのはビルドプレート。食いつき過ぎです。印刷物が剥がれない!勿論食いつくことは印刷失敗を防止できるので良いことですがく付きすぎです。印刷物の跡が残ってしまいました。またはがせても底面が白化してしまったり。造形の問題としては大問題です。

3Dプリンター界では、ビルドプレートに表面加工されたバネ鋼板を使うのがトレンドになっています。覚めると剥がしにくく、それでいてしっかり付く。私もAdveturer 3 では自分でカットしたバネ鋼板を使っていました。

早くEnder 5 S1 もバネ鋼板にしないと。

改造編へ続く

2代目の別機種3Dプリンターへの移行は、ドキドキしていましたが、概ね良好。でも課題が見えてきました。

  • エンクロージャー(外装)

  • ファンの音

  • 食いつきすぎるビルドプレート

  • SDカードでのデータ転送

大きなガレージとか、作業部屋があるとか、一人暮らしとかなら問題ないかもしれませんが、渡しの場合は在宅勤務を中心にした、自室でのプリンター運用。特に騒音問題は死活問題。

Ender 5 S1 を早く Adventurer 3 の快適さに近づけられる様、これから色々いじっていかないといけません。

皆様からのサポートで、私も何かをサポートできるような更新を目指します。