見出し画像

自己紹介的な Unity紹介

Unityで働いています。Unity は Unity というアプリを売っている会社です。どういうアプリなのか?これを説明するのが難しい。まぁ簡単に言えばゲームを作るためのアプリですですね。ポケモンGOとかはUnityを使って作っています。

開発ツールの世界でのUnity

昔からアプリはあるので、それを作るためのアプリも昔から存在します。そして日々進化してきました。Unity はその中では後発です。ただ他にはないいくつかの特徴を持っています。

画像3

ゲームを簡単に作れるアプリ

そもそもUnityが作られた理由がこれです。誰でも簡単にゲームが作られたらいいのに。これを実現するアプリとして作られたのがUnityです。

ゲームを作るためにいくつかの特徴を持っています。

一つは、3Dフィールドがはじめから用意されていること。普通のアプリは画面単位です。なので画面を何枚もデザインしてアプリにします。ゲームの大半は広大なフィールドを持っています。アレフガルドやミッドガルですね。ゲームを作るには広大なマップとそこでキャラが動くシステムを作らないといけません。Unity にはそれがはじめから用意されています。そこに山を作り道を作り森を作ります。総開発者は神様です。

画像1

それから物理エンジンを持っていることも重要。アプリの世界には何もありません。物をおいてもおいただけ、動かしても動いただけ、物と物がぶつかってもすり抜けます。ぶつかるという概念がないですから。同じ場所に書いてあるだけなので。しかし自然なゲームを作るには現実世界と同じ挙動が必要になります。重力で物が落ちる、物と物が同じ場所になるとぶつかる、ぶつかると反発する、外から力が加われば物動くなど。これらは皆物理運動ですが、Unityには用意したキャラやモノにこういった物理運動をもたせることが出来ます。簡単に。なので、キャラが自然に地面に立ちますし、ジャンプしてもまた地面に戻って地面で止まります。


現実の模倣はゲームを超えた

3Dのフィールド、つまり仮想世界があり、そこには物理エンジンを使って現実世界のような振る舞いをさせることが出来ます。車のゲームなら運転するように車を操作できますし、電柱に当たれば止まります。Unity でゲームの世界という仮想世界を作れます。


そして、ここに来ていろいろな人が仮想世界を欲しがるようになりました。

自動運転の車を開発している人。まだちゃんと動くかわからない自動運転のアプリをどうやって試しますか?どこで試しますか?人で混雑したところでちゃんと自動運転できるか、どうやってテストしますか?万が一人にぶつかったら大変なことになります。なら、ゲームの世界でその自動運転テストしたら?という考え方です。実際にアメリカでもそういう試みがされています。で日本でも仮想環境でテストをします。こういうケースでもUnityが使えるじゃん!と言って使っている開発者がいます。

そして、AR/MR/VR。とくにVR。VRの仮想空間をどうやって作る?となったときに、Unity なら仮想空間あるじゃん!ということで、70%以上(デバイスによっては90%以上)のAR/MR/VR のアプリはUnity で作られています。まぁ、ゲームの世界に入っちゃえばいいじゃん、という感じです。

なので、Unity の使われ方はUnityの人が考えている以上に広まっています。

キャラが動く

Unity にはキャラに骨を埋めて自然な動きができるようなしくみがあります。プログラムでダンスデータを適応できます。キャラクターを使ったプロモーションも撮れます。

映像への活用です。映像研でも手を出しちゃうレベルです。


iPhone でも Android でも VRでも

Unity を使うのもう一つのとメリットが色々なデバイスに対応しているということです。

通常、アプリ開発は特定のデバイス/OS用のアプリを作ることになります。そのため、Windows 用とAndroid用とiOS要は別のアプリを作らなければいけません。これは非常に負担です。しかしUnityで開発したアプリはWindows用にもAndroid用にも、iOS用にも対応させることが出来ます。もちろんVR対応も可能です。

画像2

多くの人に使ってもらいたいけど、たくさん開発する余力はないのが普通です。マルチプラットフォームに対応したUnityは今後デバイスやプラットフォームが多岐にわたっても、1つの開発したアプリから各プラットフォーム用に対応したアプリを作ることが出来るでしょうね。

さわって動かして楽しむところから

FFとかドラクエを創るのはそりゃ大変です。でもひとまずキャラを立たせて歩かせるならなんとかというか結構できちゃいます。キャラもアセットストアなどからダウンロードしてきたり、今はクリエイターの方が作られたキャラを公開しているケースも多いです。

VRをやってみたいなら、空間作って実行するだけ。何もコードなしでもOK。ちょっとコードを書けばFPSで使えるような銃を創ることが出来ます。最初はこれだけで遊べる。

ぜひ一度楽しんで自分の可能性も見つけてみてください。

まとめ?

あれ?Unity ちゃんと紹介できてたっけ?www


皆様からのサポートで、私も何かをサポートできるような更新を目指します。