【Ender 5 S1 改造記】その7 ガラスベッドへの交換
食いつきすぎるビルドプレートに変わって、PEIのビルドプレートをスぉ導入したのは1ヶ月ちょっと前。
全然食いつかない
PEIにしてしばらく使っているうちは良買ったのですが、そのうちビルドプレートに定着しなくなってきました。なので糊を使う。それでも失敗することも有り。元のビルドプレートに戻し糊を使う。食いつきすぎは糊によって逆に緩和された。しかしまたしばらくすると失敗が続く。原因は色々ありそう。
印刷が速すぎる
ノズルとビルドプレートの間隔が広すぎる
ノズルの温度が低すぎる
レベリングの問題
そんな中で、ちょっと安売りをしていたのでガラスのビルドプレートを買ってみました。
取り付ける
購入したガラスのビルドプレートはEnder 3 シリーズ用。そこには Ender 5 S1 は入っていなかった。ただ入っていなかっただけかもしれないが、Ender 5 S1 の場合は多少工夫が必要。
まずはマグネットシートを剥がします。ベースを60℃くらいに加熱して粘着力を弱くして剥がす。幸い粘着シートがしっかりしていたので、キレイにはがせたのですが、とにかく暑いので火傷に注意。シリコン製の鍋つかみなどを使ったほうがいいです。
そして取り付け。クリップがないやつだったので市販のクリップを使用。サイズ中の25mm幅のもの。
引っかかってずれると困るので取り付けた後は取っ手部分を外す。奥の左は邪魔が入るのでちょっと内側に設置。手前はこの位置で自動レベリングは問題なかった。
ベストな調整を探す
ガラスでもはじめは難航した。何度も設定を繰り返す。
中央での自動レベリング(コレでガラスプレートの破損を防ぐ)
25点の自動レベリング(ネジで調整して水平も出す)
マニュアルレベリング(2周ほど)
再度25点の自動レベリング
Ender 5 S1 で嫌いなのは、ベースから剥がれると全て溶けたフィラメントがノズルとその周辺に食いついてしまうこと。本当に腹が立つ。
調整完了
最終的にうまく言ったのは、こんな設定。
ノズル温度高め(215℃)
ノズルとベースの距離短め。髪を挟んでかなり抵抗がある程度
30mm/s くらいの速度で底面
ちなみいこれはガラスが冷えてもなかなか剥がれず難儀した。むっちゃ食いついた。ガラスの場合は底面がツルツルの真っ平ら。こういった面が欲しい場合に向いている。
もうマグネットシートを剥がしてしまったので当面はガラスで印刷を続けてみます。
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