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JGC PREMIERになった話

私は2022年に、26回のフライトでJGC (JAL Global Club) Premierのステータスを手に入れる事が出来ました。

今回は私がJGC Premierになるまでの話を書いていきたいと思います。

自己紹介

 まずは私の自己紹介から。
 現在、34歳で妻と2歳になる娘がいるサラリーマンです。
2度の転職を経て、現在は東京にある工具メーカで国内、海外の営業として働いています。

 出社するのは週に1回程度、基本的には在宅勤務で自宅で働いています。
週に1-2日ほど、出張でお客様を訪問します。国内の営業としては神奈川県の他に北陸地方と、一部中部を担当しています。
近場であれば半日だけ外出することもありますが、遠方になると泊りの出張も多くなります。
 日帰りの場合もありますが、その場合でも朝は6時台の新幹線、帰りは夜の8時過ぎというようなスケジュールです。
 下記のリストは、2022年の私の出張日数です。1月の勤務を20日だとすると、ほぼ3か月は出張しているような計算になります。

JGCステータスを目指したきっかけ

 自己紹介で書いた通り、元々出張が多く、飛行機にも乗っていました。私の場合にはJAL派でした。
とは言っても、マイルを貯めていたぐらいで、ステータスに関しては何も分かりませんでした(意識するぐらい飛行機に乗ることもなかった)

 そんな私がステータスのことを知ったのは、2020年の2月、海外出張に会社の先輩と言った時です。

同じ航空券なのに、人より早く機内に搭乗出来て、荷物もかなり最初に出てくる。
 なんだこれは?というのが最初でした。
話を聞くと、航空会社のステータスメンバーになると、ラウンジやその様な特典があるとの事でした。
ただ、その後すぐにコロナが流行り、海外出張どこでは無かったので、縁遠いままでした。

 再びステータスが頭にちらついたのは2022年の3月でした。世界ではコロナ禍とはいえ、移動が活発になり、私の会社でも、今年は多少の制限があっても海外出張して行こう、という事になりました。

 そうして、今年はどこに出張に行こうか と話しているうちに、私は欧米に3回の海外出張にいく事になりました。

 欧米に3回と言うことは、ステータスを目指せるのでは?となり、ステータス獲得への挑戦がスタートしました。 

JGCステータス獲得までの道のり

 そうして、ステータスの事を色々調べた当時の私の感想は『欧米3回だけじゃ全然ポイント足りなくない?』でした。

 JALのステータスにはいくつかランクがありますが、しっかりとしたメリットが享受できる様になるには、Oneworldの Sapphire会員、JGC会員になれるFLY ONポイント 5万ポイント獲得が必要です。(搭乗回数でも可能ですが、出張回数からして私はポイントでの到達を目指しました。)

 エコノミーでの海外出張では、往復でも1万ポイントも貯められません。
3回の出張では多く見積もっても3万ポイントもいきません。
 残り2万ポイントはどうやって貯めるのか?海外出張を増やすのは、スケジュール的に難しいし、国内出張もそんなに飛行機乗らないぞ? となり、調べたものの現実的じゃないよな、となり1回目のアメリカ出張に行きました。

 帰国後、夏のヨーロッパ出張の日程調整をしている時でした。
 JALがFLY ONポイントを倍増するキャンペーンを実施予定との案内が入ってきました。
 搭乗は6月から8月までの期間限定でしたが、ここにある程度の出張を詰め込められればもしかしたら5万ポイント貯まるか?と、現実的な話になりました。

 幸いにもヨーロッパ出張のタイミングは上記のキャンペーンにうまく噛み合い、下期、どうやって残りを貯めようか、と考えていた矢先、さらなる吉報が。

 ポイントの倍増キャンペーンが当初の8月から12月末まで延期されたのです!

こうなると2回の海外出張はポイントが倍増、国内出張も海外出張に比べればポイントは少ないものの、搭乗回数でカバーできます。

 飛行機に乗る以外にはも、JALカードのメンバーであれば、毎年初めての搭乗で5000ポイントをもらうことができます。

 このボーナスポイント+海外出張3回+国内出張により、当初達成できるとは思っていなかった5万ポイントをクリアを10月までに貯めることが出来ました。

 あれ?でも5万ポイントじゃ、JGC Premierじゃないよね?と思われた方、正解です。

 10月末までに5万ポイントを貯めSapphire会員になりましたが、12月末までに残りの国内出張を合わせると、6.5万ポイントになります。

後1.5万ポイントを貯めれば、もう一つ上のPremier会員になれる。これがチラつきました。

 この二つの間にどんな違いがあるのか?
大きな違いは3つ。
使えるラウンジがファーストクラスラウンジになる事、専用の保安検査場がある事、毎年、商品やポイントがもらえる特典がある事です。

どれも非常に魅力的です。
残りの1.5万ポイントは、FLY ONポイント倍増期間であれば、沖縄2.5往復、福岡4往復ぐらいのポイントです。

 幸いにはも出張で貯めたマイルも沢山あります。マイルをEJALポイントに変換し、それで航空券を買えば、実質タダで飛行に乗れます。

 まずは出張で貯めながら、どうしてもたまらない分はプライベートで貯めるようにする。そう考え、プライベートで関西に行った際も新幹線ではなく、飛行機で行くなどなるべく貯める様に心がけました。

 そして、12月14日、石川県の日帰り出張でようやく8万ポイントを達成することが出来ました!

と言うことで、6月から結局年末まで続いた、国内線、国際線のFLYONポイントの倍増キャンペーン。
 これにより当初は見込みがなかったJGC、さらにはPremier会員になる事が出来ました。

JGCをステータスを獲得するために、いわゆる修行をされる方も多くいる中で、ほぼ全てを出張で貯めることが出来たのは非常に幸運でした。

実際に感じるメリット

 ここからは実際にステータスメンバーとなったメリット、なって良かったかを書いていきたいと思います。

 私は自腹はほとんどありませんが、それでもある程度の時間やエネルギーを使いました。キャンペーンがなければ、ステータスの獲得にはに、より多くの出張やプライベートでの利用も必要だったと思います。
 話してそこまでしてメリットがあるのか?の参考になれば幸いです。


 私はPremierになったのは2022年の12月で、この記事を書いている段階では国内線、国際線の搭乗はありません。

 ですが、一つ下のSapphireとしては、何度か搭乗しています。
 その感想としては、めちゃくちゃ快適でサイコー! です。

 ラウンジの利用はもちろんですが、専用チェックインカウンター、専用保安検査場、優先搭乗、預かり荷物の優先返却など、『待つ』と言う時間を限りなく短くすることが出来ます。

まず、Sapphire以上になると、国内線では、専用の保安検査所があります。あの長蛇の列に並ぶ必要なく、保安検査をあっという間に終わらせられます。

 国際線では、専用のチェックインカウンターがあり、通常のレーンに比べるとかなり早くかなり早くチェックインを済ますことが出来ます。

 また、国内線、国際線ともにJALのSAKURAラウンジ、もしくはファーストクラスラウンジの利用が可能です。

 もう搭乗口前で椅子を探してうろちょろしたり、長時間固い椅子に座らなくて良いのです。

 柔らかく、ゆったりとしたソファーや、PCの作業ができるデスクで搭乗まで、フリードリンクと共に、快適な時間を過ごせます。

出張の帰りであれば、労を労いアルコールも。


 国際線のラウンジでは、食事も無料です。

これは、定番のJALのビーフカレー。
空港内でわざわざお金を払って食べる必要もありません!

 そして次にに、優先搭乗。
カードのステータスにもよりますが、Group1もしくは2での搭乗が可能で、他の大勢の人が乗る前に搭乗できます。
 このメリットはかなり大きいです。

 まず、搭乗し座席に座るまでにほぼ並ばなくて良いこと。
搭乗手続きするまでに並んで、飛行機内に入ってからも荷物を入れる人のせいで大渋滞、なんて経験は皆様あると思いますが、早めに搭乗できると、そのストレスもゼロではないものの、かなり減ります。

 また、早く搭乗できると、荷物の自分の近くに置くことができます。私はしませんが、スーツケースを機内に持ち込む人ですと、自分の座席の真上に荷物を置けるのもメリットではないでしょうか。

 国内線であれば窓際の席に座ることで搭乗してすぐに寝る事も可能です。


 そして最後が、預かり荷物の優先引渡しです。Sapphire会員以上のメンバーが預けた荷物には、Priorityのタグが貼られます。
このタグがついいる荷物は、一番最初に出てきます。

目的地に着いても、預けた荷物が出てくるのをいつまでもいつまでも待っている。そんな事もありません。

 各ステータスの特典については体系的にまとめられた方がいらっしゃいますので、私は自分がいいと感じたメリットを紹介しました。

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