【CL愛知2024エクストラ】Best8, 22位　ドラゴダストのすべて

はじめに

こんにちはシンタと申します。チーム「ねこのて」というチームを昨年のCL愛知の直後に結成して1年間エクストラを考察していました。

今回のCL愛知2024オープンリーグ(エクストラ)にて、60枚共有したドラゴダストで

シンタ　予選7-1 4位通過　Best8
ぴり　　予選7-1 22位

と好成績を残すことができたので、備忘録を兼ねて筆を取ることにしました。(成績がどうあれ書くつもりではあった)

ドラゴダストは、なんでもできる自由度と強力なロック性能を持つためエクストラバトルの日(2024年4月現在)でも1,2を争う使用率で、CL愛知でもおそらくトップシェアだったかと思います。
しかし、ドラゴダストはデッキパワーが高いので、簡単に勝つことができる一方、プレイングが奥が深く難しいデッキでもあります。
このnoteでは
・構築で考えたこと
・各対面の動き
・細かいプレイング
などドラゴダストを使う上で必要な情報を盛り込みました。
無料部では当日のマッチアップを記載しますので、その部分だけでもぜひ読みください。

では、本編へ参ります。（以下、常体）

大会マッチング

シンタ
1戦目○先　イバラアーケ
マリガン3回でデッキは判明。相手はイバラスタート。ナンス前するとテテフは使えるようになるので、そのプランで動いたがまさかのサイド落ち。同時にヤブクロンも落ちていてプランがむずかしくなる。ナンスで止まってもらっているうちにグズマから動くことができ、相手のリソース刈り取って勝ち。初見のわりにはうまく立ち回れた。

2戦目○先　ドラゴ
先攻でマウントを取っていって順当に勝ち。

3戦目○先　ナンスイバラLO
WCSの参加者サプライでとてもビビる。ナンススタートでドラゴかLOを警戒。
先1ドラゴに草エネ手貼り、ボールで捨てる札選ぶときにマリィではなくサーチャーを選択。
後1イバライバラと並べられてプルメリではなくビワが飛んでくる。セレモニー2ドローエンド。温存したコンプが飛ぶ。
先2ダブドラ貼りマリィで進化せずドラゴンレーザーでナンス倒しつつイバラに3点。
後2ザオボーエンド。
先3ダブドラ進化マリィでタイムレスディストーションでダメージ乗ったイバラを突破。
後3。ボタンで投了。
上振れたものの割り切りでマリィ連打ダブドラドローを選んだのが偉かった。

4戦目○後　アマージョ
有名チームのプレマでまたビビる。じゃんけんで先手を取られる。フェローチェ警戒ドラゴ2面でスタート。
先1相手ぶんまわりつつクチートGXで手札のディアルガとオドリドリをベンチに置かれる。手札もエネとブロアーしかない状況。終わったと思った。
後1ドローがコンプでNと技マシン2枚をトラッシュ。
先2ドラゴが倒される。
後2トップレジドラゴVstar！レガシースターからNを拾って捲りにいく。
そのあとはたしかナンス前で時間もらってからタイムレスディストーションダストオキシンで相手ロックかけて勝ち。
トップも強かったが、諦めず、油断せず固いプレイができた。

5戦目○先　ドラゴ
先2種切れ勝ち

6戦目×後　雪道ミュウ
この試合はひどかった。エネないのにサーチャーキバナしてしまってぐちゃぐちゃに。最後もレガシースターからエネもってくるのを忘れて殴れずなんもできず負け。これは神様に見放されるプレイをしたとものすごい後悔をした。

7戦目○先　エヴォコン
エルレイド型のエヴォコンと対戦。Vstarに乗れないこともあってドラゴンレーザーで倒していく。サイド4まで進めたところでナンス前でグッズロック解除、コンプサーチャーからグズマタイムレス、ミミッキュをひきさくで勝ち。

8戦目○先　ロトムアゴアクジ
魂の一戦。まさかの後輩の幼馴染と対峙。ポケカの世界は狭いなあと感慨深くなる。
後1せんじんでロトムにエネ付いた状態でテテフにビーストブリンガージェットピアスでサイド3先行される。
Nからドラゴとダストを育ててタイムレスアイアンローリングでこちらも３。
Nで止まってくれていたのでグッズロックでターンもらってグズマでロトムを取る。
サンマ、コケコがないので、即時起動はほぼ不可能なので投了をもらう。

決勝T　Best16　不戦勝

決勝T　Best8　×先　エヴォコン
予選で何度か隣になっていたのでピジョ入りのエヴォコンというところまで把握。今回は攻めっけを出して先2でレガシースターから動く。グズマでラフレシアを呼ぶことまでできたが技マシンがMレックとオンバーンGXしかなくラウドソニックを選択する。この択はミスだったかもしれない。隠密ついてグッズロックも止まらず、後半はエネを破壊されつづけ負け。最後にザオボーがサイド落ちしていることに気づいた。

ぴり(ぴり執筆)
1回戦❌　じてんしゃツキ　先攻
スタンダードのトドロクツキにエクストラ汎用パーツとプロテクトキューブとじてんしゃが入っていて、ガンガン引いて後1から攻める構築っぽかった。
結局後１の攻撃はされなかったが、こちらの動きも渋く先2でディアルガ以外の技マシンを落とせず。かといって待っててもツキに動かれて2-2-2を先に取られて負けそうなので、仕方なく前にいたクロバットVにタイムレス→ひきさくをするも、ワザを打った瞬間にレガシースターが残ってることに気がつき絶望。他の技マシン落とせたやん、、、
さらにメガレックがサイド落ちしていて、プロテクトキューブのついたHP230のツキをワンパンすることができず、ダストダスも立っていなかったためロックが効かない。故に相手に綺麗に2-2-2を決められてしまった。最後のターンにナンス前でお祈りするも相手がヒモを持っていて破産。
今日は無理だーと自暴自棄になる。

2回戦⭕️ ルギア　先攻
こちらのスタートがソーナンスだったため、相手が止まってる展開。
サイレントラボを貼られたので返しのターンにレガシースターが使えたため使用。引いたブロワーでラボを割り、ソーナンスを逃してドラゴ前でデデチェンジする予定だった。
が、逃すのを忘れてデデンネを出してしまうミス（警告もらって申し訳なかった）。
エネを探しに行く事ができなくなったためナンス前のままお祈りエンドしたところまだ相手が止まってたため、次のターンにダストダス立ててタイムレス→ディストーションで多重ロックし行動不能にして勝ち。
何とかなるかもなーと思い始める。

3回戦⭕️ イバラアーケオス　先攻
相手が後1のポケモンけんきゅうじょでまさかの空振り（アーケンが3落ち＋1枚手札）。
デッキの構造上アーケンが出る前にこちらがスタジアムを割ってドミネートエコーを打つと完全に詰むため、それをして勝ち。運が良かった。

4回戦⭕️ ドラゴ　後攻
先行取られる。
相手がコライドン溶接工カイザータックル警戒で、一枚しかハンドになかったボールを2体目のドラゴ置きに割いてくれた。
そのせいでオドリドリに使えるボールが無く、手貼りがダブドラだったので、返しでこちらテテフからザオボー。しかしその返しの相手ナタネの活気からドラゴに先に動かれ、タイムレス＋ラウドソニックで前のドラゴを取られる。
返しで草エネ貼っておいたドラゴにキバナ＋手貼りで3エネ揃え特殊エネロックを突破。ザオボーで後ろのドラゴについてたダブドラを剥がしながらタイムレス＋ドミネートエコーで前のドラゴを取れたので1ターンもらえて先後逆転させて勝ち。
プレイングが出た対戦だった。

5回戦⭕️　チムアチャエヴォコン　先攻
相手が事故っていて後1でホルビーでエヴォを打てず、ポッポの仲間を呼ぶでナゾノクサ2体が出てきてエンド。
返しのこちらのターンからドミネートエコー連打でエヴォを一生打たせず勝ち。先にドミネートエコーが通ると、相手は草エネ素引きでしか解決できないらしいので勝てた。
あとで中身が同じであろう優勝レシピを見たら、デッキにタッグコールとグズマ＆ハラとエヴォリューションで計10枚入ってるのにそれを1枚も初手で引いてなかった模様。めちゃくちゃ運が良かった。

6回戦⭕️ 裏工作リザードン　先攻
きっちりリザ戦で先行取れたのにオンバーンGXがサイド落ちしており、ドラゴ必殺の「ダストオキシンハチマキディストーション」ができず泣く。
ドミネートエコーとアイアンローリングで誤魔化しつつも、要所でドラゴンレーザーで先にヒトカゲに30ダメージ載せておく事でガリョウテンセイでワンパンできる様に調整。
最後神殿貼られてもデデチェンジでサーチャー探しに行って勝ちだなーと思ってたら、相手が貼ったスタジアムがサイレントラボで横転。
12枚くらいある山からサーチャー素引きしか勝ち目がない状況になり負けたかと思ってたらトップサーチャー！！グズマで後ろ呼んで勝ち。
相手が対ドラゴのためにクイックシューター2枚採用していたのに2枚ともサイド落ちだったため、270乗っていたドラゴがシューターで落とされなかったのも大きかった。
運が良すぎた。

7回戦⭕️ 裏工作リザードン　先攻
初手渋かったが、先2でレガシースター打ったらハチマキダブドラオンバーンgxという完璧な落ち方。ハチマキとダブドラ拾ってタイムレス→エクストラターンでマリィ打ったらダストダスと軽石引くという奇跡。
ドラゴ必殺「ダストオキシンハチマキディストーション」で完封して勝ち。
運が良すぎた。

8回戦⭕️ イバラアーケオス　先攻
相手に後1ポケモンけんきゅうじょを許しアーケンが場に出るも、先2でダストオキシン発動させながらドミネートエコー連打で手貼りで動くことを許さず、アーケオスも特性使えない状態が続きほぼ完封。
相手の隠密フードサイド落ちにも助けられた。やはり多重ロックは強い。

結果7勝1敗　オポネントにより22位。

環境考察とデッキの変化

（この項目は敬体）
正直なところ、最初からドラゴダストで行こうと思っていました。去年PTCGOでドラゴダストというデッキタイプが誕生してからずっと使用していて去年時点で300戦以上使っていたので、相当自信があったのですが、落選してしまい、とても悔しかったです。
その雪辱を晴らすために1年考察してきたのですが…
『既存のドラゴとルギアが強すぎる』
いろんなデッキやアイデアをぶつけてもどちらかに勝ててもどっちにも勝つデッキが生まれません。
自分は使い慣れたドラゴでメタられる側に回ることにしました。
直前のエクストラの自主大会の結果をみると、コライドンex入りのドラゴが多く目立っていました。この形はレジドラゴが即時起動しやすく、デッキパワーは強力ですが、ダブドラが貼られていないと攻撃ができないので、対策が容易であると感じていました。（神殿やザオボーなどの特殊エネメタが刺さる）そのため、基本エネで攻撃できるドラゴ（基本エネドラゴ）を育てられるようなエネ配分でいこうと決意しました。

以下、有料とさせていただきます。