「教育」について(2023年1月5日)
僕には一つだけ、学校でちゃんと教わることができればよかったなと思っていることがあります。それは「いじめ」に関係することです。
もちろん、いじめは最低だし、絶対やっちゃいけないことだということは習いました。
いじめをなくすために最大限努力すること、いじめられた人を助ける体制が必要なことも習いました。
間違いなく大切なことです。
でも残念ながら、恐らくいじめは社会からなくなりません。大人もやっているからです。
僕はいじめを経験せずに大人になりましたが、30代で初めていじめを経験しました。めちゃくちゃ苦しんで、病みました。
幸運にも、僕は良い形でいじめを乗り越えることができました。現在の自分があるのはこの経験のお蔭だと心から思っています。
でも、かなりきわどい勝負でした。心の中で光と闇が激戦を繰り広げました。ギリギリで光が勝ったから良かったけど、もし闇が勝っていたらと思うとぞっとします。危ない橋を渡ったなと思います。
そんな経験をしたこともあり、もちろんいじめは絶対ダメだし、しない・させないを教えることも大切だけど、それに加えて、いじめられても負けない考え方とか、心の中で光と闇が戦ってる時に、どうにか光が勝つための確率を高める考え方を、もっと教育の中で取り扱うべきなんじゃないかと思うようになりました。
学校や教育の話って立派な理念が先行しがちだけど、現実社会はワイルド・ワールドで、ずるい人・意地悪な人・卑怯な人もたくさんいるわけです。そういう中で、どう闇落ちせずに自分の光を鍛えて輝かせられるかが大切で、そのための手がかりとか、ベースになる考え方を教わる機会がもっとあれば良かったなと思うのです。
リーダーシップ教育、アントレプレナーシップ教育、クリティカルシンキング、探求学習・・・どれも大切だし、素晴らしいことだけど、今回書いたこととはちょっと違うのかなと。
「いじめられても負けない考え方」「光が勝つための確率を高める考え方」が具体的に何なのか、僕もまだ分かっていないので、色々挑戦しながら、自分の人生を通じて探求していきたいです!
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