心書 Vol.8 「頭の中のノイズ」

まだまだ真似事かもしれないけど、自粛期間初期から瞑想をしている。

きっかけは、とあるオンラインサロン主催者の古いご友人で共にOSHOの元でリトリートを受けられた方開催するGW前後に21日間毎日夕刻にクンダリーニ瞑想イベントに参加したこと。この方は、西宮あたりで30年近く瞑想を教えてられるそうだ。

今までもじっと目を瞑って暫く座ったりしてたけど、いまいちよく分かってなかった。

21日終了後も、月に一回程度この方のオンライン瞑想に参加している。

瞑想なりマインドフルネスなり座禅なり、呼び方はともかく目的は頭の中の思考を一掃することのようだ。まずはハート瞑想という第四チャクラを感じる練習。でも、慣れないうちは思考が行き交いなかなか難しい。

ある時、平日夜に無料で開催してくださったチャクラジベリッシュ瞑想というのをやってみて驚いた。ジベリッシュとは、めちゃくちゃ言葉とか出鱈目言葉という意味らしい。とにかく、第一チャクラから順番に意識しながら、自分の知る言語を用いずに意味のない音を口から出していき、同時に体が動くがままに任せるというもの。半信半疑ながらもやってみると、これがとんでもなくスッキリ爽快となる。

つい先日、第5チャクラの瞑想会に参加し、2回目のジベリッシュ瞑想をしてみた。第五チャクラは、首の付け根中央部に位置するチャクラで、感情表現や自己表現などコミュニケーション全般に対応するらしい。(チャクラが存在するかどうかは一先ず置いておく) 

そして、今回はめちゃくちゃ言葉で脳の思考を一掃し、不安や恐れを消し去るためとのこと。
そして、その後でも沸き起こってくる不安事を書き出してみて、それに対する感情はどんなものか?と探るようにとのガイド。
私は、飛行機が怖いと書き出し、感情は過去の恐怖フライトが蘇るからと分析。
次に、「ひこうきがこわい」と平仮名で書き出す。そして、更に幾つかを指で隠して声に出して読み上げる。
「〇こう〇〇こ〇い」と声に出してみると、何とも馬鹿馬鹿しくなってきた。
言語は思考を表すもので、加えて日本語は漢字・平仮名・片仮名と使い分けることで単語の意味が鮮明に浮かび上がる。全部平仮名だけに置き換えるだけでも、少し思考が消える。そして、平仮名の更に見えている部分だけを「こうこい」と音読すると、まるで意味をなさない。

瞑想と言えば、宗教がかってるとかスピリチュアルっぽいと拒否感を持たれることもあるけど、単純に自分との対話でしかない。

瞑想はせずとも、ともかく不要な情報をシャットアウトするという意味ではテレビやインターネットを遮断するのも効果はあると思う。実際、昨年11月頃に一度テレビ・ネット・雑誌・本・映画をしばらく一切絶ったことがあり、睡眠の深さを実感できた。テレビを観るともなしにつけているだけでも、あれこれ情報が入ってきてよほど脳が疲れていたのだろう。何がどう変わるか分からないけど、できる限り続けてみよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?