心書 Vol. 527「記憶」

記憶も結構曖昧である。

何年も前に訪れたことのあるお寺を再訪した時、なかなか思い出が蘇ってこなかった。
散々階段を登り本堂も過ぎてから、ようやく記憶にある風景と繋がった。

思い込んでいる記憶は他の似たような場所と入り混じっている可能性もある、その程度のものだという遊び•緩みを持たせておこう。

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