心書 Vol. 210  「百聞は一見にしかず」


屈斜路湖畔の夕陽

6月の最終週末、初めての北海道へ旅をしてきた。散々海外は旅行したけど、北海道と沖縄は未踏の地。いっそのこと選びそうにない場所をと考え、女満別行きのLCCを予約した。友人に声を掛けたら同行するとのことで、あれこれ宿を探しているととても魅力的な「丸木舟」さんを見つけ、友人も大いに気に入り特別室というアイヌ室に滞在してきた。

今回お世話になった「丸木舟」さん

この部屋に入った途端、一瞬で好きになってしまった。温かみがあり、とても居心地が良くてぐっすり眠れた。宿のご主人や従業員の方々も人間味があり、食事も美味しい。そして、温泉がとても良くてアトピーがずいぶん軽減された。
この旅から10日あまり、あまりにも素晴らしくていまだにぼんやりしている。

ところで、このアイヌのお宿に泊まることを決めてから「ゴールデンカムイ」をアマゾンプライムで見始めた。これもどハマりしている。

北海道といえば、海鮮や乳製品ばかりがクローズアップされがちで、アイヌと言えば木彫りの置物くらいしか思い浮かばなかったけど、行ってみるととてつもなく懐が深くて素晴らしい経験をさせてもらった。まさに、百聞は一見に如かずだった。

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