心書 Vol.7 「家系図を紐解く−2」

母方の先祖については、あまりよく知らない。

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母親の実家である祖父母宅には、この張り紙があちこちに貼ってあった。子供の頃は何のことか?とよく分からなかったけど、四十を半分過ぎて少しずつ腑に落ちつつある。

祖父は、なぜか在家僧侶で近所の人を集めては観光バスを借り切って那智勝浦の青岸渡寺へよく参拝していた。昔の富士講のようなものなのかな?

祖父は10年ほど前に亡くなり、本人たっての希望でこのお寺に納骨している。なので、私も2年に一度くらいはお参りに行くようにしている。なかなか遠いけど、半分観光がてら出かけてみると毎度熊野は特別な空気感があると感じる。私のスピリチュアル好きも、このあたりから影響されてるのかな?


続く


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