辻由起子さんより、新型コロナでの窮状

シングルマザー支援を行ってる辻由起子さんが、Facebookで文章を投稿されてました。許可を頂いたので転載します。

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【第6波の 記録を残しておこう】

『生活困窮が、今までで一番ひどい』

✅今までも同じ課題があったけれど、社会が元気なうちはなんとかなった。今、なんともならなくなった。

✅直接会えない。そのため、相談・意思疎通がうまくいかない。
課題がつかみにくい。

✅ギリギリまで自分でなんとかしようとするため、つながった時にはすでにライフラインが止まっている。借金も抱えている。食べるものもない。

✅ボロボロの服を着ているわけではないから、困窮しているのが伝わりにくい。

✅食事をまともにしていないから、免疫が下がり病気になりやすい。そして治りにくい。仕事に行けない。悪循環。

✅つながった人は氷山の一角。

✅若者は役所とつながりが薄いため、LINE相談が出来るところに集中的に相談がくる。

✅役所の相談窓口は、制度や書類の話をされるので2次被害が起きやすい。相談をしても解決しないことがある。

未成年は親権者問題や、世帯主に給付金が届く問題。

税金や保険料の未払があると、その話を先に突っ込まれる、など。

✅公的機関に相談をしても解決しなかったから、民間団体に相談がくる。相談できるところに集中するので、東京のケースを大阪で解決することも珍しくない。逆もしかり。

自治体単位で施策を考えるやり方は、アップデートが必要。

✅孤立していると倒れた時にどうしようもない。
仕事に行けない。お金がない。お金がないから通販も頼めない。薬も食料もない。体も心も弱る。復帰に時間がかかる。

✅生活保護につながっても、滞納していたライフライン・家賃などの支払いに先ずはあてるため(ライフラインを復活させないと生きていけない)、食料に回すお金がなくなる。

まともに食事が取れるようになるまで3か月~半年くらいかかる。

例えば、大阪市の、20代1人暮らしの生活保護費は11万円台なので、家電がつぶれたら致命的。

✅女性の相談が多い。

✅相談が増える事はあっても減ることがない。

✅増え続けると新規を受けられない。

✅食料・現金の直接支援が必要。
経済的不安から来る悩みが多い。

✅解決の答えが見つからない。SOSが届くのでやるしかない。
やらない選択肢はないので、やる。

D×Pの食料支援は、4万件を越えました。

シンママ大阪応援団は、約200世帯をサポートされています。

てつたろうは、梅田付近のホームレス状態の方への支援だけで約90名。

さくま診療所は、人工妊娠中絶が、いよいよ月間200件を越えたそうです。その多くが20代。

個別具体の救済策は、現場のみんなで話すと見えてきます。

定期的に情報交換をしているので、共通課題と対策が見えてきます。

✨全国こども福祉センター 荒井くん
「孤独」から派生する社会課題は「交流」することで解決できる。

✨てつたろう 柳川さん
一人ひとりの意識を変えることで、現実を変えていける。
(一人が一人を助けたら、全員助かるはず)

次回の情報交換会は、3月17日11時半~です。 
(毎回、てつたろうの奥座敷を借していただいています。
1人1テーブル使える広さなので密にはなりません)

マスコミ関係者で話を聞いてみたい方。
辻までご一報ください😊

今日は、NHK(かほちゃん)、読売新聞(辻阪さん)、産経新聞(のの)が来てくれました👍

平和なはずの日本で、守られていない人がいる。

このままでいいのか?
答えを探し続けます💪
みんなで一緒に😊💖

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