セグメンテーション・ターゲティング

セグメンテーションでよく使われる分類例

人口動態変数(デモグラフィック変数) →【年齢、性別】
地理的変数(ジオグラフィック変数)→【地方、気候】
心理的変数(サイコグラフィック変数)→【志向性】
行動変数→【仕様頻度】

ターゲット設定のフレームワーク (6R)

1.Realistic Scale→市場規模は適切か・市場規模
2.Rate of Growth →成長は見込めるか
3.Rank/Ripple Effect →顧客の優先順位と波及効果は高いか
4.Reach →顧客には到達できるか
5.Rival →競合は激しくないかリーチ到達可能性
6.Response →反応は測定可能か反応の測定可能性

〜事例〜

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

それまでのUSJのコア・ターゲットは「映画ファン+20代などの若年層」
しかし、それはあまりにも幅の狭いターゲティングであり、テーマパークの規模が求めるべき顧客数を得られなかった。

そこで、、。

低年齢の子ども連れファミリーと、関東圏や海外の顧客。ファミリー層を惹きつける施策として、ユニバーサルワンダーランドをはじめとするファミリー向け施設を充実させ、関東や海外から客を呼び込むために、圧倒的な集客力を誇る「ハリー・ポッター」に巨額の予算を投じる。

USJは映画のテーマパークから、エンターテインメントの総合テーマパークへと変貌を遂げた。

ブランドの持つ特性に合わせてターゲット層を広げたことで成功した事例。


どれだけ商品がいいものでも、
ターゲティングが上手くいっていないと、売れないのだなと思いました。
普段からもう少し、この商品はどの層に向けているのか?などを考えてみるという事していけたらと思います。