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浅間山 火山性地震が増加 ごく小規模な噴火に注意を 2020年6月21日 16時34分 長野と群馬の県境にある浅間山で20日から火山性地震が増え、地下の熱水や火山ガスの動きを示すと考えられる火山性微動も観測されています。

気象庁は噴火警戒レベル1を継続して、ごく小規模な噴火に注意するとともに、今後、火山活動が活発化すれば警戒レベルを引き上げる可能性もあるとして、活動の推移に注意を呼びかけています。 気象庁によりますと、長野と群馬の県境にある浅間山では、20日から火山性地震が増加し、20日は38回、21日は午後3時までに26回観測されました。 また、地下の熱水や火山ガスの動きを示すと考えられる火山性微動が20日2回観測されたほか、山の膨張を示すわずかな変化も観測されています。 気象庁は、「活火山であることに留意」を示す噴火警戒レベル1を継続し、引き続き、火口から500メートルの範囲に影響を及ぼすようなごく小規模な噴火の可能性があるとして、突発的な火山灰の噴出や火山ガスに注意し、地元自治体などの指示に従って危険な地域に立ち入らないよう呼びかけています。 そのうえで、今後、火山活動が活発化すれば警戒レベルを引き上げる可能性もあるため、活動の推移に注意してほしいとしています。 浅間山では去年8月に噴火警戒レベル1の状態で小規模な噴火が発生し、一時、警戒レベルが3に引き上げられましたが去年11月以降はレベル1が続いています。

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