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【群馬県の標示板紹介】 半感応式

群馬県は半感応式標示板の種類が数多くある。
この記事では、私が知る限りの標示板を紹介していく。
また、標示板の材質については言及しない。

1 感応押しボタン式

群馬県利根郡みなかみ町相俣

こちらは、現存しているタイプでは最も古いと考えられる「感応押しボタン式」と表記されているものである。昨年度までは、群馬県内の2ヶ所に現存していたが、1ヶ所は更新されてしまったため、残るはこの写真の撮影地(みなかみ町相俣)のみであると考えられる。

2-1 半感応押しボタン信号機

群馬県吾妻郡嬬恋村三原

前述した「感応押しボタン式」と同じく赤で標示され、フォントも同じものを使用しているように見受けられる。こちらは、群馬県内で散見される程度には残存している。そのため、詳しい残存数は把握していない。

2-2 半感応押しボタン信号機 縦

前述したタイプの縦型である。前橋市田口町北にて確認されているが、未撮影のため写真はない。田口町北のものについてはGoogleMapストリートビューにて確認することができる。見つけ次第、写真を追加する。

3-1 半感応押しボタン式信号機

群馬県安中市常谷橋南方交差点 (撤去済み)

前述した「半感応押しボタン信号機」に「式」が加わったタイプである。フォントも別のものが使用されており、全体的に細めに見える。濃色レンズ世代から、低コスト世代に至るまでの幅広い車灯との組み合わせを県内各地で見ることができる。現在の設置数はこのタイプが最も多いのではないだろうか。

3-2 半感応押しボタン式信号機 縦

群馬県渋川市村上

前述したタイプには縦型も確認されている。抱え込み設置の場合にのみ使用されるため、このタイプは殆ど見かけない。県内でも数カ所程度なのではないだろうか。

4-1 半感応式信号機

群馬県前橋市川原町一丁目

前述した「半感応押しボタン式信号機」と同じフォントが使われているように見受けられる。三叉路などで、歩行者用信号機がない場合に設置されるケースが多い。こちらも、県内では数少ない。東毛方面にも「半感応式信号機」があるのだが、そちらとはフォントが違う可能性がある。東毛方面のものを撮影したら、改めて記述する。

4-2 半感応式信号機 縦

4-1には縦型も確認されているが、上記の説明にあったように縦型はそもそも数が少なく、更に「押しボタン」の標記がないものとなれば、県内唯一と考えることが妥当なのかもしれない。私は1ヶ所でしか確認できていない。

5-1 感応式信号機

撮影後に紹介する。

5-2 感応式信号機 縦

撮影後に紹介する。

6-1 感応式信号 感知中 青字

群馬県中之条町伊勢町

2010年代には群馬県でもLEDで「感知中」と表示されるものが少数設置された。こちらは「感応式信号」が青字で標記されている。コイト電工製のLED式車両感知確認灯が使用される場合にはこのタイプが使用されているようだ。別メーカーについては、7にて紹介している。車両を感知した場合は、常に点灯している状態になる。

6-2 感応式信号 感知中 赤字

群馬県前橋市天川大島町

前述した「感応式信号 感知中」の赤字タイプである。LED式車両感知確認灯の製造年月から推測するに、青字から赤字へと変更していったと考えられる。こちらも青字同様に、県内では少数派である。車両を感知した場合の動作は青字と同様である。

7 感応式信号 感知中 枠あり

群馬県渋川市行幸田

前述したタイプと同じように「感応式信号 感知中」であるが、こちらのものには枠がある。こちらのタイプはLEDの感知確認灯が日本信号製となっている。日本信号製の感知確認灯ではこのタイプの標示板が採用されているものと考えられる。車両を感知した場合には枠なしのタイプとは異なり、LED感知確認灯は点滅する。このタイプの青字について筆者は確認していないが、設置されている可能性はある。
上記の写真とは違う交差点だが、同タイプが点滅する動画である。点滅は動画後半で紹介している。

8 感応式 

群馬県安中市安中工業団地入口

2020年代になってから設置されるようになった新しいタイプで、現行モデルである。従来は赤字であったが青字に変更になり、標示されている文字も「感応式」と3文字になりスッキリした。現在、県内全域で増殖中である。個人的に群馬で半感応と言えば赤のイメージが強いので、「感応式」も赤字であってほしかった。
予告灯も同様に赤字から青字に変更されたが、予告灯の紹介については後日紹介する記事を参照されたい。


以上が群馬県で確認できた半感応式の標示板の種類である。
この記事で紹介していないものが新たに発見されるなどの場合があるため記事を随時更新することや、写真についても入れ替えを行う可能性があることはご容赦いただきたい。

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