電子図書館の可能性

かつて大学図書館で閲覧し複写した貴重な学術書(ジョン・フォン・ノイマンのコンピュータ関連の文章)が、インターネットアーカイブという電子図書館で無料でダウンロードできることを最近知った。

インターネットは、過去の研究者たちがこれまでに書き著した成果を共有する所まで進化したのかと嬉しくなった。

しかしながら現在活躍中の研究者たちは、膨大なネット上の図書館に興味ないのか、古典的著作の利用例はあまり見ない。

電子図書館に所蔵されている著作物は、著者校正がなされた、信頼性の高いものなので、利用価値は高い。

読者は著者と仮想的に対話することができるから、学校で使う教科書よりは効率よい学習ができるはすである。

電子図書館を上手に使って、古典に学び、人類共有知の誤りを正せば、真のホモサピエンスになれるのではないか。

イギリスの生物学者ジョン・メイナードスミスは、言語伝達媒体が音声、文字から電子化することで、想像もできないほどの進化が起きることを予言していた。(『生命進化8つの謎』)

今こそその時が来たのではないか。

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