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三浦芳聖著『徹底的に日本歴史の誤謬を糺す』復刻版 №5 第一章 尊良天皇顕彰の神風串呂(第2分冊)


復刻版 №5
徹底的に日本歴史の誤謬を糺す 其の壱
神皇正統第五十世尊良天皇顕彰
 附 再現芳聖の串呂の一部
第一章 尊良天皇顕彰の神風串呂(第2分冊)

目 次
第1分冊
  第一節 尊良親王が皇位を継承し給いし経緯
第2分冊
  第二節「金崎神宮」が「尊良天皇」奉斎の神宮である事を立証する串呂
  第三節「尊良天皇」奉斎の「金崎神宮」と「皇大神宮内宮」との神風串呂
  第四節「金崎神宮」と「後醍醐天皇御陵」との神風串呂
  第五節「金崎神宮」と岡山県新見市哲西町「天王」との神風串呂
  第六節「金崎神宮」と「尊良天皇御陵」との神風串呂
  第七節「金崎神宮」と「石清水八幡宮」との神風串呂
第3分冊
  第八節「尊良天皇」とその再現「三浦芳聖」との関連の神風串呂
  第九節「尊良天皇」が「高御位」に登極された事を立証する神風串呂
  第十節「高甲良山」と「尊良天皇」再現「三浦芳聖」との神風串呂
  第十一 節「尊良天皇」隠祀の「寺野ちゝ薬師」と之に関連する串呂


凡 例

🟢旧漢字は固有名詞等の一部を除き新漢字に変換し、旧仮名づかいは新仮名遣いに変換しました(國→国、ふ→う)。「寺野ちゝ薬師」以外の「ゝ、ゞ」は普通の文字で表記し、卅→三十、廿→二十、拾→十、皈→帰、壽→寿、竝→並などと表記しました。横書き用記述に合わせて「串呂地文連記」の東西・南北の方向を反転した場合もあります。本文中の引用箇所は、「 」『 』【 】で明確にしました。
🟢改行で一行空けるようにし、さらに適宜てきぎ改行を補い、難読漢字にはルビを付し、句読点や括弧かっこ等を補い、見出しを付け、原著にはない串呂図や系図、写真・画像、WEB地図、記号(⛩)、絵文字(🟠)等を挿入し、資料先のサイトをリンクしました。頁数は復刻版独自の頁数で原著とは関連していません。
🟢明らかに誤字・脱字・誤記と判明している箇所は訂正し、個人情報保護の為に固有名詞などの関係個所を一部削除したり簡略化しました。
🟢金ヶ崎神宮→金崎神宮と表記し興国こうこく天皇践祚せんその日を延元二年二月五日と改めました。
🟢三浦芳聖師は、遠祖の人生を追体験ついたいけんする為に一人で何役(尊良たかなが天皇、興国こうこく天皇)も務めたようですが、誤解を避ける為「神武・応神・後嵯峨・後村上・松良五皇一体」で統一しました。また「五皇一体」と簡略表記した箇所もあります。
🟢串呂図の地名・住所は最新のものを表記し、本文中の住所も文意を損なわない限り最新住所を記載しました。府県名を省略した場合もあります。
🟢編集上の注記として挿入した箇所は〔編集者注記〕、消滅したり変更された地名は〔現在不明・廃村消滅か〕、地名を特定する為に「高松町〔田原市〕」のように記載し、和暦われき皇暦こうれきの後に西暦を挿入しました。例〔1370年〕。

  串呂哲学研究会 鈴木すずき超世志ちょうせいし


第一章 尊良天皇顕彰の神風串呂(第2分冊)

第二節「金崎神宮」が「尊良天皇」奉斎の神宮である事を立証する串呂

私が昭和二年〔1927年〕以来満四十年間、日本中の地図で研究した所では、正真正銘の「天皇」と云う地名は、岡山県新見市哲西町の「天皇」と、香川県坂出市の「天皇」と、広島県広島市安佐南区沼田町の「天皇原てんのうばら」と三ヶ所丈で、外に青森県〔つがる市〕の方に「天皇山てんのうざん」と云う山があります。

〔編集者注〕
三浦芳聖の主な串呂研究期間(1924年~1954年頃)には、岡山県新見市哲西町の「天皇」、香川県坂出市西庄町の「天皇」、広島県安佐郡沼田町の「天皇原てんのうばら」、青森県つがる市「天皇山」の四ヶ所が地図上で確認できた。その後、哲西町の「天皇」は印刷時の誤植で、正しくは「天王てんのう」であることが判明した。

而して「天子ヶ岳てんしがだけ」と云うのは静岡県富士宮市の「天子ヶ岳」が一ヶ所発見されたのみであります。

第一章 14頁

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