「未来を実装する」「サステイナブル・ビジネス」「悪者図鑑」


この本の著者の馬田さんは、スタートアップ向けノウハウをスライドにまとめて発表しまくっていた方で、すっかり東京大学の起業支援プログラムFoundXのソートリーダ―であらせられる。ITスタートアップにはかつてほどのホワイトスペースがなく、今では非ITをITに持ち込むだけで巨大ビジネスにできるということは無いという前提に立ち、技術を受け入れるための補完的イノベーションが社会の仕組みや商慣習に起きていないと駄目だ、と論じている。「アウトプット→アウトカム→インパクト」の整理を行うロジックモデルや、コレクティブインパクトを描くために使われるシステムマップなどのツール群を用いて、これからのスタートアップが取り入れるべき「社会の変え方」を熱烈指導してくださる。


ユーグレナの出雲さんの、最新作。「信用ではなく、信頼からスタートする経済」に向かうという意思表明。2025年には答え合わせをしましょう


常磐さんの渾身の著作。いじめ、貧困、暴力、ネグレクト、犯罪といった事象がなぜ起きるか、構造的な要因をよくよく分析して、サクサク読める絵解きに仕立て上げられている。

せっかく常磐さんも話せる間柄なのだから、この本のフレームワークを駆使して問題を解きほぐしてみたい。例えば「海ごみ」「大企業病」「脱炭素」あたりだ。

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