黄金色のイクラをおせちにいただきながら、養殖ベンチャーSmoltとの今後を考えた
この変わったイクラは宮崎大学の研究成果から生まれた養殖ベンチャーsmoltの製品です。歯ごたえが普通のイクラとちがう!伊達巻は鈴廣です
このイクラはなぁに?
普通のサケとちがう、「サクラマス」から取れたイクラです。サクラマスは、海で育ったヤマメのことで、元々川に住むヤマメが海で育って川に帰ってくると希少な高級魚サクラマスと呼ばれるようになったとか。
smoltってどんな会社なの?
希少なサクラマスを、宮崎の海で養殖して地元の産業を盛り上げようというベンチャー企業です。(会社HP)創業者の上野さんは、宮崎大学で卒業研究のときにヤマメのサクラマス化に携わり、その後色々経て起業しました。
その過程で、リバネスが宮崎で開催したイベントで最優秀賞をとったり
https://techplanter.com/2018/11/05/miyazaki-grandprix/
こうした助走期間をへて、2019年4月から株式会社を設立、その後日本財団とリバネスで開催した海系ベンチャーのイベントにも参加しました。
https://techplanter.com/mtg2019/
うまくいけば、「地元の大学から地元に新しい風が吹き込まれ、今までなかった活動が宮崎に生まれた」ということになると思います。
今後どうなるの?
実はsmoltは、最近資金調達もできたので、そのときに発表した事業計画に邁進するはずです。今回の金色のイクラも数がとても限られていたそうです。
また、今後は生産量だけでなく、季節ごとの味の安定化や、SUNDREDと組んでブランドのあり方も試行錯誤していくようです。
また度々イクラの限定出荷のお知らせが届くのでしょうか?楽しみです。
養殖って儲かるの?
実は養殖業そのものは、魚を安定して育てる技術や、上手にいいタイミングで売ること、十分な利益をのせられるブランドを立ち上げることなど、やるべきことはたくさんありそうです。
加えて餌代もそれなりにかかる。これまでも資本力があるところが強いとされるのが定説でした。
しかし、上野さんとしては、それで宮崎にほっといても水産業に新しいことが起こらない、衰退するだけだ、ということに警鐘を鳴らしているかの様です(本人もたしかそう言ってた)
というわけで簡単に儲かるようならこれまでに誰かがやってたと思います。上野さんたちなら宮崎の地元の力、外の力もうまく取り入れ頑張ってくれると期待してマス。
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