20140312(編集済)

狭い世界で、生きている。

近所のコンビニへの道を往復する度に、
僕の世界はこの中だけで成り立つようにさえ思える。

毎日、同じ電車で同じ会社へ行く人の抱える閉塞感と、似ているかもしれない。

そんな狭い世界で、生きている。

恐らく他の人より、色々な場所に行く機会は多いだろう。
九州や北海道でライブをしたりする。

でも、そこで見たものが広い世界を感じさせてくれるかというと、そうでもない。

結局、僕の世界は近所のコンビニと自宅の往復の中にあるのかもしれない。

誰からも見られることのない瞬間、
他人にとっては生きていないのと同じだ。

でも、主観では僕は生きている。
狭い世界で、生きている。

他人にとっては死んでいるのと同じその世界が、
僕にとっては本当の世界だ。

2014/03/12