クラウドファンディングについて4(ジャケット原案/タイトル決定)

・muevoキャンペーンページ(10/31 23:59まで)‬
https://www.muevo.jp/campaigns/1714/plans

231%達成。
‪今回のクラウドファンディングでは、「地域格差を作らない」を意識した。‬

ストレッチゴールとして「フリーワンマン開催」などの提案があったが、
東京開催のみになるので、近い人ほど行きやすくなってしまうので辞めた。

データ類は少なくともインターネット環境がある人には配信できるし、
フィジカル(物)も家がある人には全国的に配送できるので、それほど地域によって差は出ないように思う。

そして、ジャケットの原案が出来た。
今回も前作、前前作と同じ、篠崎理一郎くんにお願いした。


illustrations by 篠崎理一郎

ここからどうジャケットになっていくのだろうか。

今回のクラウドファンディングにまつわるテーマは「Anachronism」だ。

CDという時代遅れのメディアからなかなか更新されない音楽業界、
そんな中、「死んだ」と言われ続けた「ロックバンド」を自分がやっているという時代錯誤。

お金を稼ぎたいだけなら、音楽は非効率的だし、その中でもロックバンドは更に非効率的だ。
それでもやっている。

「趣味でやる音楽」のニュアンスも変わってきていると思う。
趣味というものは、社会の役に立たないものも多い。
でも、役に立たないからと言って排除すべきものでもない。

役に立たないものが存在できない社会なんて、それこそディストピアだ。

自分はお金を稼ぎたくてバンドをやっているわけではないし、
となると、趣味でやっているということになるが、
「趣味」という社会的に非合理なものにこそ魅力があるとと感じている。

時代錯誤で非合理的、そんなロックバンドの新しい作品には「Anachronism」というタイトルをつける事にした。

THURSDAY'S YOUTH
篠山浩生

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