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北龍磨

僕のnote愛読者の皆さん、こんにちは。
前回のnoteは初めて有料にさせていただきました。購入して読んでいただいた皆さん、本当にありがとうございます。内容はどうだったでしょうか。これからもたまにですが、有料のものを出していきたいと思います。読んでくださる皆さんが購入して良かったと思ってもらえるようなものを書けるように頑張りますので、よろしくお願いします。
そして、毎日暑い日が続いていますね。今年も日焼けで真っ黒になりながらサッカーをしています。暑すぎて大変ですが、サッカーができることが本当に幸せです。皆さん、熱中症には十分気をつけて生活してください。


今回は僕の大親友であり、元チームメイトであり、ライバルである北龍磨という男について書いていこうと思います。

北龍磨
1998年4月16日 26歳
FC岐阜 MF  6番
経歴
興国高校 → 関東学院大学 → アスルクラロ沼津 → FC岐阜

彼を初めて知ったのは大学の時。僕は産業能率大学、彼は関東学院大学でサッカーをし、同じ関東2部リーグに所属していました。大学の中心選手としてピッチを縦横無尽に走り回り、ボールを展開し、当時の関東学院大学は北龍磨のチームといっても過言ではないくらいでした。
大学当時、話したことは1度もありませんでしたが、お互いの存在は知っていたので、沼津への内定が決まった時にすぐに連絡をしました。敵にいると厄介だった選手と同じチームでサッカーができることにとてもワクワクしたのを覚えています。

アスルクラロ沼津に同期入団をし、本当に毎日のようにずっと一緒にいました。ご飯を食べに行ったり、部屋でゲームをしたり、オフの日もどこかに遊びに行ったりと、とても濃い時間を過ごしました。
彼はとても明るく、コミュニケーション能力が高いので先輩後輩関係なく仲良しで、人との距離の詰めかたが上手いなあと、一緒にいて尊敬していましたし、その姿を羨ましく思うこともありました。

北龍磨をご存知の方は、もちろん彼の明るさや面白さを知っていると思いますが、僕が皆さんに彼の1番知ってほしいところは、サッカーに対する気持ちが人一倍強いというところです。努力を惜しまないし、上手くいかないときこそ自分を信じてトレーニングをしていました。
1つ1つのプレーへの拘り、ミスしたことに対して必ず考える、周りとのコミュニケーション、プロ選手としてどれも当たり前のことかもしれませんが、近くにいたからこそわかる彼のサッカーに対する考え方の凄さがありました。

努力を惜しまず、自分のやるべきことを理解してやり続けた結果が、FC岐阜からのオファーに繋がったのだと思います。上のカテゴリー、同じカテゴリー関係なく、他チームからオファーをいただけるというのは、それだけ選手として評価してもらえているからです。彼の中でも当時移籍するかどうかたくさん悩んだと思いますが、選手としてより成長するために選択した道だったんだろうと僕は思っています。

彼の移籍は僕に大きな刺激を与えてくれました。試合に出場して、結果を出して、評価をされている。選手としてこれが1番だと思います。移籍が決まったとき、正直まだ同じチームで一緒にプレーしたい、いなくなるのは寂しいと思いました。でもそれと同時に試合で敵として戦いたいという気持ちが強く芽生えました。
彼と一緒に過ごした2年間で彼のサッカーに対する強い気持ちと、彼の人間性の素晴らしさをたくさん感じることができ、人として本当に尊敬しています。そのおかげで僕自身の考え方も変わったし、成長することができたと思っています。

今までもこれからも大親友であることに変わりはありませんが、今は同じJ3に所属し、お互いにJ3優勝、J2昇格を目指すライバルです。今シーズンは天皇杯も合わせ、3回対戦するチャンスがありましたが僕の怪我もあり、お互いに試合に出場して直接対戦することができませんでした。彼が移籍した昨シーズンからFC岐阜との試合は個人的にとても楽しみにしているのですごく残念でしたし悔しいです。

今シーズンの対戦は叶いませんでしたがこれからもお互い切磋琢磨して、成長し続けられるようにしていきたいですし、刺激し合える関係でいたいです。そしてまたいつか、同じユニフォームを着てプレーできたらいいなと思います。

今回、このような内容で書くことを本人には伝えていないので、きっとタイトルを見てびっくりいているんじゃないかなと思います。そしてきっと、この文を読んでニヤニヤしているんじゃないでしょうか(笑)

恥ずかしいので直接は言えませんが、北龍磨という男に出会えて本当に良かったです。
皆さんもぜひ、FC岐阜に所属する北龍磨に注目して見てください。彼の応援をよろしくお願いします。


今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします。


                  篠﨑 輝和


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