"ひとくちギョウザ"というペンネームが招くややこしさったら、そりゃもう。
筆者でありヒューマンであるひとくちギョウザは、いつでもどこでも食べ物の餃子と混同されてしまい、その度に胸を痛めてきた。
"耳が小さい"という理由で、浅はかにこのようなペンネームを名乗るようになった、23歳の夏。
そのほとばしる若気の至りを悔いる前に、満を持してこちらから寄せていくことを、ここに決意する。
すなわちこれは、耳が小さい物書きの方のひとくちギョウザによる、餃子グルメ探訪の軌跡。
遂に、こちらから寄せていく。
そして、その先に見据えるのは、パラダイス山元氏と在原みゆ紀氏との対談である。
text and photo by 食べ物じゃなくて耳が小さい物書きの方のひとくちギョウザ