【ぶらり散歩】里山ガーデンで感じる秋の匂い
秋だ!そう感じたのは、先週の三連休最後の月曜日。
朝、戸外に出た瞬間、全身が「気持ちいい!」と雄叫びをあげた。
やっと、ついに、とうとう、終わった。酷暑が。
日差しはまだ夏の余韻の鋭さを残してはいたけれど、そよ風は涼しく秋の匂いがした。
今日という日を選んで正解だった。
春に訪れた横浜市旭区の里山ガーデンは、秋に再び装いを変えて期間限定のフェスタをやっている。
見所は、なんといっても大花壇。数ヶ月前から地元の花農家さん、コーディネーターさんなどが力を合わせて準備をして、その大迫力かつ繊細な美しさで来訪者の目を、心を悦ばせるのだ。
最寄駅の相鉄線鶴ヶ峰駅からはバスで15分ほどなのだが、相変わらず出発時刻や乗り場がわかりづらい…という愚痴はあるものの、いざ到着してみれば、そんな些細なことは吹っ飛ぶ。
突き抜ける青空、程よく遠近感を与える雲の群れ。
そして、その下に咲き乱れる秋の花草。
全てが計算されているかのように、どこを切り取っても絵画的なファンタジックな光景が広がり、尚且つその中を歩いて身を浸すことができる。しかも…無料と来ている!いいんですか!1,500円くらいなら喜んで払いますけど!
春には食指が触れなかったが、今回は大花壇以外の林道も散策してみた。鬱蒼と茂る木立の隙間から覗く木漏れ日とひんやりと澄んだ空気に、思いっきり秋の心地よさを感じられた。
木々を跨ぐようにアスレチックがあって、何組かの家族がトライしていたが、見る限りかなり高所に危なっかしい仕掛け?が施されており、なかなかスリリングに思えた。ジップラインでシャーっ!きゃーっ!と滑り去るママさんに笑った。
花も林道も申し分ない悦楽を与えてくれる里山ガーデンだが、一つだけ残念なことが実はあった。
それは、ちょっと一休みするかとキッチンカーでビールとおつまみを買おうとしていた時のこと。時刻は13時過ぎくらい。数人がボクの前に並んでいたのだが、みるみる「品切れ」に。。。あのチョリソー食べたかった…ポテトもちも食べたかった…ボクの目の前の人がかっさらっていった….
いや、全然悪くないんだよ。いいんだよ、大勢で来てみんなの代表で買ったんだもんね。在庫だって限りあるもんね。わかってるさ。わかってるけど!!
しぶしぶ、残っていたチュロスと生ビール(合わないだろ)を買ったのだが、顔中に「無念」と書いてあるボクを見て、キッチンカーの人は心からの哀れみの眼差しを注いでくれた笑
ということもあり、総合評価は★★★★☆
お昼時に行く方はお弁当持参がお勧め!
鶴ヶ峰のバスターミナルのよこにセブンイレブンがあるので買っていくのもありかも。ただし、ゴミは自分で持ち帰ろう。
さて、今回のぶらりもお楽しみいただけましたか?
写真を撮ったり、林道も制覇したり、立ち止まってじっくり草花を堪能するとなると、たっぷり2時間は見ておくと良いかもしれません。
いよいよ夏が終わり、行楽シーズンに入りました。今度は紅葉を求めてまたどこかを散歩しようと思います。次の散歩でお会いできるよう、スキとフォローをよろしくお願いします。それでは。
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