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1年間イラストを描き続けてみた

2018年の12月から個人制作としてイラストを描きはじめて丸1年が経ちました。ちょうどいい区切りなのでこの1年を振り返る意味も込めて記事にまとめたいと思います。

なぜイラストを描き始めたのか?

私は普段デザイナーとして働いているのですが、今まで作ったものを振り返った時に仕事以外でアウトプットした物が圧倒的に少ないということに気づきました。会社をやめてしまったら一体自分は何者なんだろう?仕事以外で何ができるんだろう?と強い危機感を抱いたのがきっかけです。

アウトプットとしてイラストを選んだ理由は小さい頃から絵を描くのが好きだったという至極単純な理由です。ちょうどそのころiPad ProとApple Pencilが発売されたので、思い切って購入してイラストを描くことにしました。

アウトプットを習慣化するという目的もあったので、なるべく毎日描くようにして、描いたイラストはSNSにアップしてオープンな場で記録を残すようにしました。

ここから先は1年間イラストを描き続けて気づいたこと、よかったことを紹介したいと思います。

自分のスタイルがわかる

いくつもイラストを描いていくと自分のスタイルというものが見えてきました。私は対象を抽象化し、数種類の制限した色数で描くことが得意なようです。

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Two cats

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Japanese sweets

そういえば大学受験で平面構成をしていた時はモチーフを抽象化し、限られた色数の中で表現するような課題が好きでした。大学受験から何十年も経っているけど自分が好きなことって案外ずっと変わらず自分の中にあり、それが今のスタイルに影響を与えているんだなぁと感じました。

パブリックなポートフォリオができた

イラストを描いてDribbbleInstagramにアップするうちに、自然とポートフォリオが出来上がっていました。自分が何者なのか名刺がわりになるコンテンツがあると、いざという時すぐ出せて便利です。

実は、デザイナーとして携わった仕事のポートフォリオもあるのですが案件の都合上公開できないものが多く、実質あって無いようなものでした…。なので、今回だれでもアクセスできるパブリックなポートフォリオを作ることができてよかったです。

私は複数のSNSにイラストをアップしてるので、自前でポートフォリオサイトを作る代わりに、それらのリンクをまとめたWebサイトを制作しました。

仕事に繋がる、自分の武器が増える

SNS上にイラストをアップしていたので、会社の同僚に声をかけていただける回数が増え、業務でイラストのお仕事をいただくようになりました。当初、個人的な活動がこんなにすぐ仕事に繋がるとは思いもよらなかったので嬉しい誤算でした。自分の武器を1つ増やすことができたんじゃないかなと思います。

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製品内で使われるイラストを描いたり、

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会社のWebサイトに掲載する漫画を描いたりしました。

描く喜びと楽しみを再認識できる

どんな色で何を描こう?頭の中で考えながらペンを走らせるワクワク感を久しぶりに味わい「あぁ、やっぱり描くこと、作ることが好きなんだなぁ」と改めて感じました。自分の好きなことを改めて見つめ直すいい機会になったと思います。

必ず誰かが見てくれている

1年間コツコツとイラストを描き続け、結構枚数が溜まってきたぞという時にnoteの#404美術館という企画を見つけました。ダメ元で応募したところ、なんと幸運にもイラストが採用されたのです!誰かが見てくれているってあるんですね…1年間描き続けてよかったな〜としみじみ思いました。

次の1年にむけて

仕事以外でアウトプットする習慣が身についたので、継続してイラストを描きつつ、来年はイラストを使って何かを作るということにも挑戦したいなと思っています。ゲーム、絵本、ファッションアイテム…やりたいことがたくさん浮かんでいるので年末年始の休みを使って構想を練る予定です。

1年間描いたイラストはこちらにアップしてあります。今後も更新していく予定です〜。

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