今、ふたたびの阿呆旅(あほうたび) 関西編 (その4)
あ…夢かうつつか執筆の手が止まっている間に、阪神タイガースが「アレ」から続くふたつめの「アレ」を達成しましたね😅
おめでとうございます😌
というわけで(笑)、私もナニワのターミナルめぐりを終えて、ふたたび大阪環状線(外回り) に乗って、車内から、途中の京橋駅や鶴橋駅を経由して郊外へ向かう深夜の人の波を見物。
そして今夜のお宿がある天王寺駅へ。
朝はあっという間にやってきます。
明けて10月2日の月曜日、早朝から東京へ向かって移動します。
とはいえ、そこは阿呆旅。
すでに片道は新幹線に頼ってしまいました。
帰路は、変化球自慢のピッチャー⚾ が続々と登板予定となっております😁
「JR難波駅」…ここはかつて、地上部分に広大な貨物ヤードを備えた「湊町駅」(みなとまち) という名のターミナルでした。
そもそもは、現在、正式名称「関西本線」を名乗る路線の大阪側のターミナルとして、名古屋方面を結ぶ大幹線の起点。
明治の終わり、関西鉄道の時代に、現在の東海道本線である官営鉄道とのし烈なサービス合戦が語り草になるほどの盛況ぶり。
しかし、明治40年に国策により国有化され、国鉄~JRへと引き継がれました。
水運の街・大阪なんばという地の利を生かし、鉄道と水運の貨物の引継ぎ地点であった貨物ヤードも姿を消し、地区の再開発に伴い地下化。
ますます目立たない存在となったJR難波駅。
奈良方面からの大和路快速は、大阪環状線を大阪駅方向へ直通するので、ここを発着するのは各駅停車が中心。
朝夕のラッシュ時は始発の快速もあるものの、乗客の多くはキタのターミナル・大阪駅に向かい、ここは場末感が感じられます。
首都圏のかつての房総への入口、大相撲開催の際は賑わう両国駅のような「取り残され感」もありますが、近い将来、ここから北へ路線を延ばす「なにわ筋線」計画が現実のものになれば、ふたたび脚光を浴びることでしょう。
街はずれ、と耳にしていたJR難波駅。
関空・伊丹空港や全国の都市を結ぶバス路線が発着する、大阪シティエアターミナル(O-CAT) の片隅からこっそり外へ出て、阪神高速に沿って東へまっすぐ歩くと程なく近鉄・大阪難波駅へ到着。
ここ、思っていたよりもJR難波駅から近いですね。
というよりも、東京都心のターミナルがあまりにも歩かされるので…(笑)。
昨晩訪れた南海難波駅は、ここからすぐ南側に見えました。
おっと、まだ朝食を済ませていなかった😑
という訳で、ここからすぐ近くにある、24時間営業のこじんまりとした立ち食いうどん店へ。
私がスタンダードなきつねうどんに舌鼓を打っている間、私のすぐ横で、3人組の若い男性が昨晩の余韻を感じさせる軽快なトーク。
ある意味明け透けな言葉のやり取りが、関西を離れる私への餞別にも聞こえてきます。
心地いい朝のひと時を過ごすことができました(^^)
さて、お腹を満たして近鉄駅の改札を通過。
そろそろ、月曜の朝ラッシュが始まりつつありますね。
お、近鉄大阪線の「先発ピッチャー」、お目当ての列車がやって来ましたよ♪
…って、前回の阿呆旅でも乗った、近鉄アーバンライナーやないか~い♪(*´罒`*)ゞ
【つづく】