見出し画像

今、ふたたびの阿呆旅(あほうたび) 関西編 (その1)

前回の阿呆旅から4か月、10月1日(日) の早朝5時30分。
前回の終着駅、新横浜の駅にふたたび帰ってきたワタクシ。

早朝の新横浜駅コンコース。未だ駅は眠りの中…

名古屋市近辺の様々な鉄道車両たちを気の向くままに渡り歩く、阿呆を貫いた旅からはや4か月。

今度は関西に狙いを定め…とは言うものの、さすがに関西は、名古屋よりもさらに東京から離れた土地。

今回は、あちらの友人の方とお会いすることがメインでもあり、阿呆度は前回よりも減るのはやむを得ず。。。

とは言え、往復の道中に工夫を凝らし、それなりに旅を満喫しようと綿密に作戦を立てた次第。

以上をご理解の上で、旅の雰囲気を感じていただけたら幸いです😌


眠りから覚めた、新横浜駅を1番で西へ向かう、広島ゆき「ひかり533号」。
昨晩遅くから、このホームに留置されています

午前6時、東海道・山陽新幹線の各ターミナルで新幹線たちが目を覚まし、西へ東へと出発します。

新横浜始発のこちらに乗ることで、首都圏から最も早く、関西へ移動することができます。

実は、ひかり号がここを出発するわずか11分後、品川駅始発の「のぞみ99号」が後を追いかけてきます。
 
しかしこのひかり号は、途中、小田原・静岡・名古屋・京都に停車しつつ、後続ののぞみ号から新大阪駅まで逃げ切るのです!🚄

新横浜を軽快に走り出したひかり号。みるみる加速、
右手に「平塚のビバリーヒルズ」と呼ばれる、綺麗な家並みが見えてきます

参考リンク→【東海道新幹線の道中で見る"あの住宅地"に住んでみたい...→地元民の声が集まり、寂れたニュータウンに思いを馳せた】

Togetter - 国内最大級のTwitterまとめメディア

東海道新幹線の乗客には「のぞみ信奉者」の方が多く、特に、わずか3両しかない自由席に集中しがち。

実は、ハイシーズンの8月、同じく早朝に新横浜でのひかりとのぞみの混雑具合を偵察に行き、その大きな違いに大変驚いた次第。

この日も、新横浜駅でのひかり533号の自由席は、全5両のうち、1両に乗客が数人程度。

余裕ある車内の好きな場所に着席して、旅を満喫することができます♪(*´ω`*)

←そのために、わざわざ都内の快活クラブに前泊して旅立った阿呆(笑)。
後続の「のぞみ99号」なら、地元駅からギリギリ間に合うのに🤣
(のぞみの指定席特急券を品川から購入しても、前泊代を考慮すればのぞみの方がお安いはず😏)

気づくと、ひかり号は新丹那トンネルを抜けて、静岡県三島市へ。
三島駅を減速することなく通過すると、進行左側に、まるで新幹線の発射台のような場所が
(この先、線路が途切れています)

これは、三島駅に隣接した、新幹線の留置線。

すぐ左側に車両基地がありますが、一旦ここに入線して、折り返し三島駅の上りホームに入ります。

駅を通過する後続の上りのぞみ・ひかり号は、留置線からの合流ポイントの手前で駅の通過線に入ります。

後続の邪魔をすることなく、入れ替え作業が可能なのですね。
(下り線は塞いでしまいますが) 

富士川橋梁を通過。ここは富士山と新幹線のコラボ撮影の名所。
しかし、前回の阿呆旅同様、富士山は雲の中( ;∀;)
静岡駅を発車直後、待望の車内販売が到着。さっそくモーニングコーヒー☕ &おめざ(笑)。
え? シンカンセンスゴイカタイアイス、積んでないんですか( ̄O ̄;)…。
朝一番では需要がないようです(T_T) 笑顔でパーサーさんを見送るのでした(笑)
いつ見てもすごいなぁ、浜松アクトタワー👀
これを見ると「あぁ、中京圏に来たなぁ」と思います。
前回、夜の新幹線ホームで、爆速で通過していく新幹線を何本も見送ったのを思い出します😅
前回の旅で、浜松から乗車した「乗りドク列車」の車窓から眺めた浜名湖。
今日はやっと晴れ間が…と思った途端、豊橋ではまた雲が😢
思い出深い名古屋駅。新幹線ホームにも、あの味わい深い「住よし」さんのきしめんスタンド

新幹線は後続の列車に乗り換えても、特急料金は通算。
自由席ならなおのこと、思い立つまま乗り降り自由♪
(改札からは出られません)

けれども、今日の朝食はこの先の駅で、と決めていますので今回はきしめんをパス(笑)。

ひかり号は岐阜県へ。みるみる「天下分け目の関ヶ原」の山々が近づきます。
低い雲が垂れ込める山の様子は、まるで風雲急を告げるような( ̄O ̄;)

名古屋を過ぎると、後続の「のぞみ99号」や東京駅始発の「のぞみ1号」がすぐ後ろまでやって来ています。
さぞ「ひかり533号」もスピードを上げているかと思いきや…実はそれほどでもありません。

というのも、前回の阿呆旅で乗車した、静岡駅始発の「こだま763号」がこの列車の直前を走行していて、列車4本が雁行状態、という次第なんです( ̄O ̄;)

8時1分、ひかり533号は京都駅を出発。
すぐ隣のホームに後続ののぞみ99号の接近表示が!
この5分前に、先行するこだま763号が京都を出たばかりです


こだま~ひかり~のぞみ2本が早朝から次々と通過していく「天下分け目の天王山」・山崎の峰々(;・∀・)シツコイ?
京都府と大阪府の境・山崎を過ぎると、新幹線のすぐそばに阪急京都線が並走。
あの上品なマルーン色の電車が目の前に(^^)
東海道新幹線と山陽新幹線の大ジャンクション・新大阪駅

8時13分、ひかり533号は新大阪駅へ…新横浜から2時間13分の旅。

後続の東京7時3分発・ひかり501号ですと、新横浜7時21分発~新大阪9時59分着。2時間38分ですか…。
ひかり533号が、鉄の間では「スーパーひかり」と呼ばれるだけのことはありますね。

そんなスペシャルな「ひかり533号」ですが、実は臨時便の「のぞみ491号」が運転される日は、こちらが関西一番乗りとなり、最速の座を譲る格好になります( ̄▽ ̄;)
(実は、小田原停車の際、のぞみ491号通過のため停車時間が3分設定されています。そんな短い時間に列車をさばく、デジタルATCはスゴイ…)

私が乗車した10月1日は、のぞみ491号の運行はありませんでしたが。
参考リンク【史上最速 新横浜始発の臨時「のぞみ491号」で「乗り継ぎ旅」どう変わる? わずか数分が命運わける】

乗り物ニュース

え? ここで降りないの?( ̄O ̄;) 
どこへ行くのか阿呆旅(笑)。
【つづく】

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?