今、ふたたびの阿呆旅(あほうたび) 関西編 (最終章)
新幹線を利用すれば、新大阪から東京まで2時間半もあればササっと移動できます。
けれど、新横浜駅から姫路駅まで「スーパーひかり」に乗車した際も何か足が宙に浮いた感じで、昭和の鉄道好きとしては何か少し物足りない。
その点、近鉄アーバンライナーはしっかり足をつけて移動している感じが心地よく、デラックスシートの座り心地は新幹線との時間の差も気にならない快適なものでした。
(しかもお安い😁)
同じオトク感、名古屋から先ももちろん想定しております♪ 😁
というわけで、近鉄アーバンライナー・デラックスシートの雰囲気を受け継ぐ、こちらに乗車します!(=゚ω゚)ノ
東京から、高速道路網を駆使して各都市を結ぶ高速バス。
その中でも、特に東京・名古屋・大阪にはJRや各バス会社がしのぎを削るサービス合戦が盛んなのです。
特に昨今、東京~名古屋~大阪の交通事情を大きく変えた「新東名高速道路」を経由するバスは、その最先端を行きます!
東京と名古屋を結ぶ高速バスでも、JRの「新東名スーパーライナー」は他のバスと異なり名古屋市内、そして高速にあるバス停を全て通過、都心の霞が関以外は東京駅日本橋口まで「直行」します。
東名と異なり、新東名は最高速度が120㎞となっている区間もあり、東名経由のバスとは大きく差をつけているのです。
この車両、夜行便でも使用する快適な3列シートなので、昼行便ではかなりGood(^^♪
ただ、こちらは国産の2階建てバス「エアロキング」。
海外製の最新バス「スカニア」との置き換えが進み、引退も間近だとか。
(バス好きの方にはエアロキングファンの方が多いそうですが)
運賃はバスだけに乗車日によって変わります。
私が乗車したのは連休の合間の月曜日、早割制度も適用されて、東京まで3600円という格安な移動手段となりました(^^ゞ
(そこが善し悪しが分かれるところかも知れませんが)
おっと、昼食を済ませたせいか、ついに東京へ帰る安心感か、ついウトウト…😴
カーテンを閉めて小一時間の休息タイム。
さすが、最新の高速道路だけあって、急カーブはなく路盤も素晴らしくスムーズ。
形落ちのエアロキングですが、2階席ということもあり乗り心地はとてもいいですね。
(1階席は少しお安めな分、エンジンの振動が少し強めらしいです)
バスは東京までに2度、休憩で15分前後止まります。
遠州森町PAはこじんまりとした場所で、バスは施設のすぐそばに駐車。
トイレと軽食を購入するのが精一杯ですね(;・∀・)
(車内にも1階出入口のそばにトイレがあります)
既存の東名道よりもより山側に敷設された新東名。
正直、山また山の変化が乏しい風景にちょっとお疲れ気味(笑)。
そんな新東名も、東名道と合流する御殿場ジャンクションを目の前にして、高い場所から駿河湾の姿が見えました♫😆
さて、御殿場を過ぎるといよいよ関東圏。
ここまで道路は渋滞もなく極めて順調に走行してきました。
事前に研究した新東名スーパーライナーの動画では、この付近で渋滞に遭遇し、定刻より遅れて東京駅に到着していたケースばかりでしたが…。
平日月曜は少し事情が異なるのか? それとも運がいいだけなのか(笑)。
ここで、音声アナウンスで「(東名道から首都高速に入ってすぐにある) 用賀PAで下車のご要望がありましたので、こちらに停車いたします」という放送が。
実は、時刻表にはない「用賀PA」でバスを下車することができるのです!
路線バスと同じくバスの座席に下車ボタンがあり、これを押せばここで停車してくれます。
今回、私はバスに乗車する前に、乗務員の方に「用賀で下車を希望します」と申告していました。
こうしておけば、下車の際に階下に預けた荷物をすぐに出していただけるよう、乗務員の方が配慮してくださるのです。
(バス車内は電車ほど足元のスペースもなく、事前に荷物を預けておけば安心)
用賀で下車の予定のある方は、乗車前に乗務員へ声掛けされることをお薦めします。
この裏技、道路が混みがちな首都高速を回避できますが、今回はほぼ定刻でバスが運行していましたのでちょっと気まずかったりして😅
(定刻なら、東京駅日本橋口到着は16時20分前後)
他にも、世田谷近辺が目的地らしい方が数人下車されましたよ。
どこか、名作SF作品の宇宙船を思わせる屋根、その下にあるエスカレーターを下りた地下に駅の改札口があります。
そして、ここが今回の阿呆旅の終着駅。
さて、次はこの宇宙船に乗って、どこへワープするのやら?
私の目は私の身体を離れて、不思議な世界へ迷い込んだりして!🤣
←元ネタが分かる方は同世代(笑)
【おわり】
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