2022年よかったなぁって思ったものリスト

タイトルの通り、2022年よかったなぁって思った作品などをリストアップします。公開された作品が2022年じゃなくても、見ていたのが2022年だったら対象です。

VRChat

言わずもがな。ライターのアレコレだったり、人生においてもこれ以上にない分岐点だったのかなって思います。他の作品が楽しいなって思えるようになったのもVRChatで遊んでからだなって思います。来年ものんびりいろんなことをVRChatを拠点にやっていきたいですね。

Grus

Grus最高!Grus最高!Grus最高って言いなさい!

真面目に話すとアバター改変もっとしてみたいって思ったきっかけですね。今年一年でリアクロ系はいろんなアバターに対応するようになった印象ですが、はじめたときはGrusとかVRoidのイメージだったですよね。

平家物語

アニメです。京アニとかで知られている山田監督と湯浅作品に関わっているサイエンスSARUのタッグ作品ってことで発表時から気になっていました。ただ、配信が独占ということで放送当時で見てなかったですけどもね。
作品としては山田監督の繊細さと湯浅作品に見られる崩しの動きがいい具合にマッチし、すごく見応えがあった作品でした。
平家物語は教科書などで知っていても部分的なはず、一貫して追っていくと人の業を感じさせる作品だったなと感じます。
後日談になりますが、東京国立博物館の国宝展に行ってきた際に平家物語の巻物を見てきました。解説ではどんなシーンなのかと話していたのですが、アニメの場面が思い描けていて、語り継ぐことを最大に感じられて贅沢な味わい方をしたなと感じました。

東京国立博物館 国宝展

国宝とりあえずたくさん集めました!という特別展。国宝クラスになると色んな作品の元ネタにたどり着くことになり、先程の平家物語もその1つ。

正直ここまでのいろんな作品があれば、いずれ将来に出会う作品の元ネタに繋がると思うので、人生における伏線(誤用)の聖地だと思って展示を見ていました。

ワンピースフィルム RED

なんでワンピース25年目なのにルフィから無限に味が出るですか?ウタの存在がこれまでのルフィを掘り下げるのすごすぎる。

作品自体の作りで言えば、ワンピースという大衆受けが大事そうな作品でルフィが最終盤までろくに戦わない状態をストレスなく感じさせない作りにするのが素晴らしい。ルフィは何を考えているのかは分からないが、何を感じているのかは分かるというのは素晴らしい描写だと感じる。

サイバーパンク エッジランナーズ

サイバーパンクのジャンルを持つ未来のなさとTRIGGER作品の底抜けの明るさを正面衝突した結果、情緒を破壊しながら爽やかな味わいになるという作品。

サイバーパンク2077自体は発売当初に買ってメインそっちのけでサブをある程度やってやめてしまったのですが、改めてメインを遊びました。ゲーム内の楽曲や効果音、ロケーションを多く使っているので、意図せず探さずともなんとなくアニメで見たなぁって思わせられるのは本当にいい。

DLCや続編も楽しみにしています。

暴太郎戦隊ドンブラザーズ

井上敏樹最高傑作じゃない!?って思わせるパワーがある作品。最初の数話でキャラを掴ませた後は、ひたすらにリアクションしながら暴れる作りが上手すぎる。

何故そうなったのか、合流をするといった要素を極力気にしない設定にし、面白いキャラクターのリアクションで特化するの上手いよなぁ……その上で縦軸もしっかり進めるし、複数の話を同時に扱っても混線しない……

最終回もう少しで来るのか……ちゃんと終わるんですか!?

ポケモンSV

思い出補正抜きでいくならストーリー周りはマジで歴代で一番好き。御三家とはまた違った相棒のポケモンであるコライドン・ミライドン、人生に苦労したところが味となっている人間キャラクターたち。

エド・シーランのED曲も合わさって本当に映画を見届けたような作品で、剣盾とは違った形での原点回帰を思わされたなって感じます。

あとはアカシアもポケモンSVをやってから情緒をより破壊されながら聞くことになりました。多分、ポケモンSVのストーリー考えるとき「アカシアいいよね……」って思いながら作ったに違いない。

ポケモンレジェンズアルセウス

ポケモンは怖い生き物であることを強調させることで、異なる時代を舞台にしたこと、そして本編の時代に繋がるという作りがすごくいい。
図鑑完成を目標にすることを単なる標語にするのではなく、ストーリーに密接に関わる目的にするというのも素晴らしかった。ポケモンSVでも癖が抜けなくて、ずっと手当たり次第捕まえていた。

シン・ウルトラマン

人外演技大好き~

相変わらずのカメラワークやアクションシーン良かったなぁって思います。なぜウルトラマンが人間のことを好きになったのかというテーマ性も個人的にはど刺さりしていて、個人的な好みだけで言えばシン・ゴジラよりも好きです。

貞子vs伽椰子

中田らりるれろさんにインタビューした際に勧められた作品。

VS系の作品をいくらか見てきましたが、「呪い殺す存在は自分以外の手で殺されるのは許さない」という考えがあまりにも良すぎた。前半パートの犠牲者のくだりにも説得力を持たしつつ、後半パートの対決にも強力な動機づけになるという天才のプロット。これ思いついたときテンションヤバかったでしょ。

この動画は再生できません

視聴者募集の動画を見て、その裏にある真相に迫るストーリー。フォーマットが現代らしいもので面白い……

個人的にですが、フォーマットがきっちりしているものが好みなんですよね。お笑い芸人でいくとナイツとかミルクボーイとか好きです。

BLEACH 千年血戦篇

作家性を最大限に尊重したアニメ化ですごすぎる……作者が全面協力しているというのもあるけども、スタッフ全体が完全にBLEACHのここが好きで、ここがやりたいのが伝わってくる。あのセンスを絶対にやるんだってという覚悟を感じられる……こりゃ分割4クールになりますよ……

次のクールの予告映像だと、本編だと見せなかった平子の卍解も出るかもしれないということで、より原作から盛る気満々で期待しかない。

オッドタクシー

会話劇ってのが何なのかわかっている人が作っている印象。声優以外の人も呼んで、全体的に演技らしい演技をさせないことで実写よりの作りになっている。

かといって、アニメである必要はないのかといえばそうではない。陰鬱なストーリーを動物たちに置き換えることによって払拭させているし、ストーリーにも肝になるポイントになる。

4話が天才の作り。制作陣怖いよ。

劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト

感情のぶつけ合い、演出のとがりっぷり、舞台少女愛城華恋の物語。中盤以降ひたすらに戦うか回想するというトンデモ構成で揺さぶられる。

シンエヴァなどの卒業映画みたいな作品は最近は多くあると思うけども、多分卒業映画のくくりだと一番じゃないかなってぐらいの爽快感。あっぱれとしか言えない。

ジョジョ6部

最終回で10年間追ってきたジョジョアニメのエモさをぶつけてきてダメでした。

ざっと挙げてみました。長年の積み重ねとこれまで見たことのなかった領域が入り混じっていて良かったなぁって感じます。





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