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ポケモンは遂に新天地へと旅立った『ポケモンレジェンズアルセウス』感想・レビュー

ポケモンを一度やったことがある人なら、何人かは思ったことがあるであろう疑問があるはず。

「あれ? ポケモンってスタートとゴールで目標変わってない? 」

もちろん気にならない人はいるとは思いますが、気になる人は気になることです。

博士から図鑑を完成して欲しいって言っていたはずなのに、ジム巡りをして、悪の組織とやりあっていた。気がついたら伝説と出会っている。その挙げ句はチャンピオンになってエンディング。

図鑑完成っていずこへ……?

言ってしまえば、虫取りをやっていたはずなのに気がついたらボクシングをやっていた。目的が気がついたらすり替わっていたのです。

じゃあ、完成したらどうなるのかというと、最近の作品はおまもりといったやりこみ要素に対する緩和をするアイテムがあれど、軽く表彰される程度。

ポケモンって図鑑完成に対して意外とドライなのではという疑問が思い浮かびます。

そんなポケモンも26年目。干支も二週巡り、ポケモンと同じ年に生まれた人たちは立派な社会人にもなるコンテンツ。

ついに! 

図鑑を完成することを最初から最後まで一貫した!

ポケモンが出ることになったのです!

今回のポケモンは、すべてのポケモンに出会うことが目標のポケモン!

『ポケモンレジェンズアルセウス』の感想を前半は未プレイ向け、後半は既プレイ向けにお届けしていきたいと思います。

補足 本作品を外伝要素はありつつもシリーズの流れに沿った作品と考えています。

はじめての人も、ファンの人にも向けた最高のストーリー

今作のポケモンは、ポケモンがはじめての人も、ファンに向けた人にも両方にかなり目配せを感じられるストーリーになっています。

実は意外と知られていない設定

個人的には、はじめての人にポケモンという生き物を知ってもらいたいという意味を込めてオススメしたいです。

まず、はじめての人に勧めたい理由を挙げますと、今回のポケモンはポケモンを知ることに趣を置いているからになります。

今作の目標はポケモン図鑑を完成させること。登場人物たちは、ポケモンのことをよく知らない人が多くいます。なんなら恐れているぐらいです。

ごもっともです
本当にそう思います



その気持ちは今作を遊ぶと嫌なほど分かります。恐ろしい化け物が平気であるいていますから。


作品内の選択肢や台詞などからも、今作はポケモンを知らない人に向けた選択肢と知っている人の選択肢で別れている部分もあり、丁寧さを伺うことが出来ます。

特にサブクエストでは、ポケモンを知らない人がポケモンを知るきっかけとなる物語を色んなポケモンにしているのもポイント。

例えばとあるサブクエストの話を出すと、ケムッソというポケモンがいます。住民がケムッソというポケモンが気になったそうで、主人公が譲ってあげました。

その住民は喜んで、将来的に進化するであろうアゲハントというポケモンに相応しいあだ名を名付けることにしました。

ですが、このケムッソというポケモンは、実は2種類の進化先が存在しており、住民のケムッソは……

ポケモンについてどういうことなんだろうって知るサブクエストが充実しており、ポケモンをあまり知らないよって人はどっぷり浸かることが出来るじゃないかなって思います。正直なところ羨ましい経験が出来るなって考えてしまいました。

ポケモン図鑑の登場によって嘆く個人的に好きなサブクエ

では、ファンに向けた人にはどういった要素があるでしょうか。

それは今回の舞台がヒスイ地方であることでしょう。

このヒスイ地方は、過去作であるダイヤモンド・パールの舞台となったシンオウ地方の過去です。

そのため、登場人物はどことなく過去に出た作品の登場人物を思わせる雰囲気が出ていたり、過去作をやったことがあるならニヤリとするネタも多く存在します。

どこかで馴染みが……?

ただ、そのどれも過去作をやっていたら分かる程度に収まっているので、知らなければ問題ないです。というよりもTwitterとか見て気づいたなんてこともあります。

ですが、ファンの中では、特にダイヤモンド・パール・プラチナをやったことのある人は、本当にやってもらいたい。

クリア後のストーリーが、特にそのプレイしていた当時で”てんかいのふえ”の存在を知っていた人、シント遺跡に立ち会ったことがある人には特にです。

本当にクリア後のストーリーでニヤリとします。後悔しない光景がそこに待っています。頑張って図鑑完成させてね。

アクション要素によって再構成されたポケモン

従来のポケモンはコマンドRPGであり、アクション要素はなかったのですが、今作はアクション要素を取り入れる形になりました。

ですが、ポケモンとの戦闘においてはコマンドバトルとなっており、アクション要素というのは主に捕獲や探索にあたる部分に影響を与えることになっています。

では、アクション要素を交えることによってどのように再構成されたのか。これは動画で見てもらったほうが伝わりやすいです。

(自前よりもこれが分かりやすかったので引用させてもらいます)
移動→狙いを定めてボールを投げる→捕獲。このサイクルが過去作のポケモンをやったことがある方ならわかりますが、かなり速い。

そしてアクションパートとコマンドバトルパートによってメリハリ感もあるのも良いポイントです。

ポケモンによってはバトルをしないといけないとなりますが、ステルスプレイを試みれば、かなりのポケモンをバトルなしで済ませることが出来ます。

正直なところ、このテンポ感に慣れてしまったので、次回作以降にある程度反映されないと本当に退屈に思えてしまうかもしれません。マジで従来のポケモンよりもポケモンを捕まえるまでのテンポが違う。

では、そこまでアクションが必要になるとアクションが出来ないとダメなのか。その答えは違うと言えます。

ポケモンを狙う際は、ZLボタンを押すことによってロックオンすることが出来るので狙う必要性は特にありません。

また、ボス戦のアクションパートに関しては、やられても相手のダメージ状況は引き継ぐ事ができるのでゾンビアタックが出来ます。

プレイした身としては、敵が攻撃している時は回避に専念してどのタイミングで回避するのかということを着目すると攻略しやすいと思います。攻撃も合わせて行おうとした途端難しくなる感じです。

ブレスオブザワイルドのフォロワーではあるけども、マップやストーリー進行は従来のポケモン

アクションに関して出来ることは『ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』に近いです。

崖登りや滑空といったアクションは出来ます。

ですが、マップの作り込みに関してはを『ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』イメージすると出来にギャップがあるかもしれません。

ワイルドエリアやDLCのコンテンツよりは作り込まれていますが、過度な期待をされると応えられるかと言われるとNOと言わざると個人的には考えます。

そして何よりも、『ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』の進行の自由さをイメージしているとは違って、あくまでもストーリーは従来のポケモンのように定まっています。

逆にアクション面での敷居がだいぶ下げている感じなので、『ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』が無理だった人でも遊びやすく出来るとも言えます。

従来とは違うバトル感覚

今作のバトルは、かなり異なっています。

まずはバトルする際も別空間に飛ばされることなく、その場所で戦うことになります。しかも、主人公も自由に動くことも可能です。

なので、戦闘から逃げる際には、コマンドを押して逃げるの他に物理的に離れて逃げることも可能です。その場から立ち去ることによって、自分のターンを回らなくても逃げることが出来るのを対複数戦で有効活用すると良いと思います。

その場でバトルなのですが、個人的には長年の夢でした。アニメなどでは、その場でごく自然な形で戦っているのに、ゲームだと仕方ないとはいえ背景に当てはめてバトルすることになります。

たまたま撮れた写真ですがかなり気に入っています

だけども、遂に夢が叶ったわけです。ちなみにですが、空を飛ぶことが出来るポケモンは水の上だと羽ばたいていたりしています。動きのクオリティも結構凝っているように感じます。

泳げないポケモンだと別の方法で……?

また、行動順が自由になっている点が特徴的です。

ポケモンの素早さによって、2回行動することなんてこともあります。それ以外にも力技と早技によって行動の駆け引きが生まれています。

すごくかっこいい

他には、1対複数のシチュエーションも多くあります。

過去作をたどると群れバトルなどがありましたが、かなり進歩しています。群れバトルをやっていると分かるのですが、ボールを投げることが出来ます。主人公が狙いが定まらないとか言い出しません。

シームレスなゲームになってことで、流れるようにポケモンと一度に複数と対峙することになり、囲まれたらヤバいと察することが出来ます。

また、ポケモンの基礎ステータスが高いのでレベルが比較的機能していない感じになっています。なので従来の作品のノリで火力をゴリ押しを図ろうとすると耐え切れられることもあります。
では、何が重要なのかは、効果抜群と先制技の類いでしょうか。効果抜群を狙うように技の範囲を広げることと、先制技によって自分のポケモンの行動回数を稼ぐ。この2つの考えが大事になるのかなってクリア後に思いました。

ときどき理不尽さを感じますが、インターネットでの対人戦がないならありにはなっています。

今作は、結構回復できるタイミングが多かったりします。野生のポケモンの場合は、確定で逃げれるので体勢立て直して再戦できることや、キングなどのボス戦ではポーチを開いて回復をすることが出来ます。

ポケモンが好きな人、興味がある人はおすすめできる作品

今回の『ポケモンレジェンズアルセウス』は、ポケモンを遊ぶことにおいてストーリーやポケモンと触れ合うことが好きな人はとことん刺さる作品になっていると思います。

ポケモンとまだ馴染みないヒスイ地方において、ポケモンとの共存をどのように向かっていくのか、曖昧な定義に投げ出すことなく真摯に向き合ったストーリーになっています。




作中のキャラたちもこれまでとは違った葛藤を描いていたりしています

一方でバトル方面は、荒削りだったりゲーム性を理解するのに戸惑う部分があることや、通信対戦がないことも含めて、対戦を望んでいる人に関しては物足りない作品になると思います。

今回の出来たシステムや経験を糧にブラッシュアップした作品が待ち遠しくてたまりません。

本当に先程も書いたのですが、ポケモンをやったことのない人、ダイヤモンド・パールを遊んだことのある人は本当にオススメできます。今回は、この2つの層に対して熱量の高い作品です。

では、ここからは既プレイ向けにかなり個人的な主観が多く入った感想です。

子供の物語だったソード・シールド、大人の物語であるアルセウス

ソード・シールドの物語は、大人たちが整備したジムチャレンジというのに挑むものです。一見、決められたレールのように聞こえるかもしれませんが、歴代のポケモンを考えると大人が子供に対してかなり真摯に向き合ったと思っています。

出てくる大人の登場人物たちは、子どもたちの成長を願って奔走している、した人たちなわけです。ジムチャレンジをする子供たちに集中して取り組んで欲しいという願いがあります。

例えば、チャンピオンであったダンデは、トラブルことを基本的に主人公らに持ち込ませずに解決に持っていきます。最終的にはムゲンダイナの際に敗北したことで巻き込むことになりますが、大人としての立場を最大限にまっとうした結果です。

また、人間の手によって整えられた環境でもあることも注目するべき点です。

ジムチャレンジも、ジムがスタジアムになっており、ジムリーダーとの戦いはエンターテイメントとして昇華された形になっていることからも、ソード・シールドは人間がポケモンや自然を制御している立場です。ワイルドエリアは、自然を再現された形とも言えますが、ジムチャレンジのスタッフがあちらこちらに立っています。

ですが、レジェンズアルセウスに関しては、真反対を行くことになります。

舞台となるヒスイ地方は、元ネタから考えるに北海道の開拓。150年ぐらい前の時代となります。主人公の所属するギンガ団は、その開拓者の中で中心的な存在です。

人によって整えられたガラルとは真反対である自然が支配するヒスイという土地というわけです。

ポケモンとの関係性も、これまでとは異なっており、恐ろしい存在と見做されています。人間からすれば、モンスターボールではじめて対抗する手段を得ることが出来る。

しかし、そのモンスターボールをポケモンに投げて捕獲するのも大変であるという現状でありました。

そこで主人公が現れて、事態が変わるということになります。

今作の主人公の立ち位置は歴代作品でも、かなり異質に置かれていると思います。

それは、主人公は子供というよりも大人のポジションに立っているということです。(大人の定義は置いといて)

シマボシさんからの台詞が、分かりやすいです。序盤において見ず知らずの存在であった主人公に対してシマボシさんは15歳ぐらいか、働けと言います。

ここで注目するべき点は、2つあります。

1つは、主人公の年齢です。ポケモンの作品の主人公は、作品ごとに結構イメージしている年齢が変わりますが、15歳ともなると上の方になります。

舞台になっている時代も、現実においての北海道開拓を想定すると15歳ともなると成人相当にあたるとも言えるでしょう。
一応明治政府では20歳を成人と見做すとは言っているが、兵役のことを考えると15歳相当って言っていたのは、お前は大人だからなって見做した発言だと思えます

そして、もう1つは組織に所属して働くということです。

従来の作品においては、組織というのは、すべてとは行きませんが対立する存在として立っています。これは、作り手の意図は分かりませんが自由な子供と縛られている大人とも言える対比です。

ですが、今回は組織に所属して、仕事として働いている。

例えば、今回のお金に関しては、捕まえたポケモンに応じて給料のような形で渡されます。トレーナー戦で勝っても貰えません。

主人公が大人の立場に置かれた今回のポケモンは、これまでとは出てくるキャラの見え方が違います。

今回の登場人物たちの大半は、開拓者であるギンガ団、原住民であるコンゴウ団、シンジュ団によっています。

それぞれの立場は、それぞれの思い描く形で立っており、すれ違うことになります。

それでも衝突ばかりをするわけでもなく、同じヒスイ地方に住む者としての落とし所を探していくわけです。

主人公は、その中でヒスイ地方にある問題を解いていっているわけですね。

だから、トレーナー戦のほとんどは、自身の気持ちの整理に充てているわけでもあります。これはキング戦においても鎮めるという手段なので同様です。

対戦して押し倒すことで解決するということをしない。これがレジェンズではかなり通底している概念です。ウォロさんとかは例外なんですけどね。

だからこそ、人の悩みを描いている今作のキャラのあり方は結構好きです。意外とこれまでだとライバルポジションのキャラぐらいでしか描けなかったところでもありました。

ポケモンの原点に立ち返って

前の話で、主人公の立場が、子供というよりは大人として置かれているという話をしていきました。

では、今回のポケモンは異端とも言える作品なのかというと、そうではないと思います。

ポケモンというのは、その原型は虫取りなどといった冒険から来ています。

物語の大半では、主人公は大人に見做されてギンガ団の一員としてヒスイ地方の調査、ポケモン図鑑の完成をします。

ですが、物語の始まりに立ち返ると話が変わってきます。

今回の物語は、アルセウスにすべてのポケモンに出会えと言われてから始まります。

そして、すべてのポケモンに出会った後にアルセウスと対峙することで終わります。

アルセウスは、虫取りのような冒険をもたらす存在なわけです。(一応、時空の歪みを解決するためでもある)

作中通じてラベン博士は好きだったけども一番好きなシーン

集めて冒険するという原体験を引っ張ってくれたのが、アルセウスという存在であることを考えると今作のポケモンは過程こそ異端であれど、始まりと終わりは他のどれよりも原体験に忠実であると言えるわけです。

それにしても今回の演出めちゃくちゃヤバくない!もはやオタクの妄想の域に行ってるよ!?

今回のポケモンは、ダイヤモンド・パールをやるとかなり興奮するポイントが多くてたまらなかったですね……

事前の情報からアカギとシロナの性別が逆転している点もそうですが、蓋を開けてみると役割も逆転しているように思いました。

特にウォロとアカギの対比は面白く、アカギは心がいらないと求めるが故に世界の破壊を求め、ウォロは好奇心が故に世界の破壊を求めるのはそう来たかとなりました。

しかも、ウォロの子孫がシロナと考えれば、映画特典で見れるシント遺跡でシロナさんはアルセウスの持ったトレーナーと接触しているわけです。しかも宇宙誕生の再現まで立ち会っている。
ウォロが聞いたら発狂モノですよ。
なので、ポケマスで実装して鉢合わせてください。(もしかしたらシロナはコギトの子孫かもだけども)

そのウォロ戦も、シロナ戦前のBGMをイントロに使うという最高の演出。そして、ギラティナの乱入。

あまりにカッコよすぎる構図


さらに、ギラティナがフォルムチェンジしてオリジンになる。
なによりも、オリジンになった際にBGMがギラティナ戦のアレンジに切り替わる!


ギラティナ戦のBGMは、今になっても独特の感触があり、流れ出した途端マジかという驚きと興奮の渦に巻き込まれたままやられていきました。ゲームでの殺意の高さとBGMのアレンジが殺意高めな感じなのもかなりマッチしています。

実際、ウォロ戦6体プラス伝説2体をやり合うので、初見じゃあまず難しい。かがやきさまレベルの難しさです。

そして、その後に図鑑完成後に控えているアルセウス戦も、大興奮の演出ばかりでした……

まず行き方が、ボツイベントになったてんかいのふえイベントと同じなんですよ……

やりのはしらにて、てんかいのふえを吹くと光の階段が現れる。

本当に踏襲してますヤバい

その先には、はじまりのまが存在しており、アルセウスが待ち受けているわけです。

しかも、はじまりのまのデザインが、先程言及したシント遺跡の「みつぶたい」なわけです。

ディアルガ、パルキア、ギラティナを模した模様だったりします

劇場特典のエピソードのネタを隙あらば入れてくるのは狂います。熱量がおかしいって!

そして、アルセウス戦のBGM。ボツになったBGMのアレンジが流れる。しかも攻撃の仕方が、生み出したディアルガ、パルキア、ギラティナの三体を模倣した攻撃。生みの親だから出来るし、映画配布された時の技じゃんと興奮!
そして、バトルになると強化版リベロと言わんばかりの弱点変化さばきのつぶて!

ついでに言うとゲーム性でもアルセウス戦が一番楽しかった。最初の食らった時は理不尽を感じつつも、パターン化とSEを目印に回避をするとリズムゲームの要領で躱すことが出来ます。さばきのつぶてとかは分かりやすい。というかさばきのつぶてを人にぶつけるな。

ギラティナを模倣した攻撃の時はBGMも一旦止むこともあり、全体通じて緩急もあって良ボスでした。

本当にアルセウス戦はストーリー面もゲーム面もよく練られているのを感じました。タイトルの名を飾るだけのクオリティはある。

正直ポケモンは好きだけども、ゲームフリークはうーん……

今回の作品は、加点方式で見るとポケモンという要素を遺憾なく発揮されてめちゃくちゃ高いですけども、減点方式で見るとどうしても技術力不足やノウハウが足りないような部分があるように感じます。

もちろん自分のプレイの仕方がおかしい、意図されていない可能性やあんまり言っても意味ないとは思うのでなんとも言えないこともありとは思います。。

例えば、ダッシュのボタンが通常時はスティック押しなのに対して、ライドをするとBでダッシュをするといったことになります。ちぐはぐなボタン配置を感じます。キーコンフィグがあればすり合わせる事ができるので、次回作は用意してくれると嬉しいです。

後は、サブクエストの目的地表示もよく分からない仕様で面倒くさい感じでした。1つしか画面上に出すことが出来ないのは面倒くさいですね……

この形だと、ついでに報告しておくかということが出来なくて、クリアしているのにいつまでも放置していたってこともありました。

個人的な願望で言うならば、サブクエストを実装したならばメインストーリーに出てきたキャラの描写の補完だったり、補強するのも今後やってくれると嬉しいかなって思うところもあります。

確かにポケモンのグラフィック、モーション、キャラの表情などといった良くなった部分もあるので、成長しているわけではあるのですけど、他の大作に比べると洗練されていない点が目立つように感じてしまいます。

ゲームフリーク頑張ってくれ……

個人的には、レジェンズ次回作は、イッシュかカロスがいいなって思っています。カロス舞台になると設定次第ではAZをそのまんま本人出すことが出来ますから……

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