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長編小説「出涸らしのティーバッグ」

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「澪標」鈴木澪が、海宝航と別れた後、コロナ禍で婚活を開始します。制約のある状況下で、相手とオンラインでの対話を重ねながら、澪は自分が求めているものを明らかにします。
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#神経発達症

連載小説「出涸らしのティーバッグ」第8話

8-1  ラヴェンダー色に染まる空は美しいが、陽が落ちても気温が下がらない日は憂鬱だ。夕食…

may_citrus
11か月前
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連載小説「出涸らしのティーバッグ」第7話

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may_citrus
11か月前
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may_citrus
11か月前
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may_citrus
1年前
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連載小説「出涸らしのティーバッグ」第3話

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may_citrus
1年前
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