マガジンのカバー画像

長編小説「出涸らしのティーバッグ」

9
「澪標」鈴木澪が、海宝航と別れた後、コロナ禍で婚活を開始します。制約のある状況下で、相手とオンラインでの対話を重ねながら、澪は自分が求めているものを明らかにします。
運営しているクリエイター

2023年7月の記事一覧

連載小説「出涸らしのティーバッグ」第9話

9-1  私の週末が試験会場の視察で埋まってしまい、理央さんに会いに行けないまま時間だけが…

may_citrus
11か月前
74

連載小説「出涸らしのティーバッグ」第8話

8-1  ラヴェンダー色に染まる空は美しいが、陽が落ちても気温が下がらない日は憂鬱だ。夕食…

may_citrus
11か月前
78

連載小説「出涸らしのティーバッグ」第7話

7-1 「それなら、鈴木がいいと思いますよ。そうです、鈴木澪です」  透明のアクリル板に囲ま…

may_citrus
11か月前
99

連載小説「出涸らしのティーバッグ」第6話

6-1  トーニオさんから、しばらく返信がない。追加でメッセージを送ろうと何度も思った。だ…

may_citrus
11か月前
74