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武蔵一宮 氷川女體神社 (R3.2.13)

皆さん、こんにちは。
武蔵国の一の宮,氷川女體神社(埼玉・さいたま市緑区)に参拝しました。
※「體」は「体」の旧字体

武蔵国はいまでいうところの,埼玉県と東京都,神奈川県(川崎市と横浜市)です。
川崎と横浜も,武蔵国だったというのは意外ですね。

全国一の宮巡拝会のHPによると,
武蔵国の一の宮は,
氷川神社氷川女體神社の2社があります。

埼玉・さいたま市大宮区にある氷川神社(以下,大宮氷川神社)は「男神」であることに対して,氷川女體神社は「女神」とされます。
大宮氷川神社は,初詣参拝者数が全国9位になるほど有名ですね。

御祭神として,奇稲田姫尊(クシイナダヒメノミコト)がまつられ,崇神天皇の御代に造られたと伝えられています。
奇稲田姫尊は,ヤマタノオロチ神話のヒロインで,夫となるスサノオがヤマタノオロチを退治するとき,櫛(くし)に姿を変えて戦ったとされます。

参拝者は数名ほどであり,大宮氷川神社の様に,多くの参拝者がいないため,心を鎮めて参拝することができました。

有名であるのは,この御神木です。
よく見てください…

何か見えませんか…?
そうです。熊の頭のように見えますね。
「ナニコレ珍百景」にも取り上げられたそうですね。

インターネット情報では,御朱印は書き置きしかないとあったので心配してましたが,御朱印の受付がされていました。

4種類あるそうで,私は一の宮御朱印帳で集めているために,右上の御朱印をお願いしました。

また,御朱印をお願いするときに,一宮参拝詞というのをいただきました。
御朱印をいただけるということに感謝しないといけないと再認識しました。

さて,神社の前を歩くと,まあるい池とその中に島を見つけました。

写真では分かりにくいですね。
こんな感じです。


かつては,さいたま市から川口市にかけて,見沼(みぬま)という巨大な湖沼があったそうです。

そこでは,沼の主である竜神を祀るために,「御船祭」というお祭りがされていました。
しかし,徳川家光は,幕府の財政基盤としての水田確保のために,干拓を行いました。

その時,見沼でお祭りを行っていたことを知った幕府は,氷川女體神社の前に丸い池を掘り,その中に出島を作り,新たな祭礼場を造成しました。
その跡がいまも残っているのはいいですね。

【アクセス】
公共交通機関からだと若干アクセスが悪いです。
私は,JR武蔵野線 東浦和駅から,
国際興業バス「さいたま東営業所 行き」に乗り,およそ10分ほどの「朝日坂上」で降りました。(運賃200円)
バス停からは,徒歩5分ほど歩くと着きました。

参考

https://ameblo.jp/unonosarara0206/entry-12327360204.html
https://m-tokuhain.arukikata.co.jp/saitama/2018/01/9.html

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