篠本

迸るクソデカ感情!お仕事討伐、キュアヒラシャイン。

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最近の記事

お掃除のアレと優しさ

どうも。篠本です。 お掃除っていうと、みんな何を思い浮かべるだろう。 学校でやってた掃除とか、コードレス掃除機とか、なんか、掃除に関するもの色々。 近年はAIが搭載されたお掃除ロボットが台頭してきている。 僕はというと、某お掃除ロボットを思い浮かべるわけだ。あの、丸くて、床をスイスイ滑る、アイツ。 可愛いのだ、とにかく。飼ってないけど。床に余裕があったら欲しい。 で、なんで急にそんな話を始めたのかというと、この話をしたいからだ。 新しくゲームを始めました 「おそうじ丸」

    • 青い家

      青色のお話。 「いつかさ、あの向こうに行きたいね」 藍は云った。彼はどこまでも広がる水平線の向こうを、指差していた。 ざ、ざ、ざ。 「海外旅行か?」 「違うよ。誰も知らない国があるんだ」 藍も知らないらしく、本でしか読んだことがないらしい。勿論、僕も知らない。 「じゃあ海外旅行と一緒じゃないか」 「違うんだってば。ずっと夜の国なんだよ」 夜がいつまでも続いていて、鏡のような星が降る国らしい。藍は星空が好きで、ずいぶん長い間憧れていると云った。 「プラネタリウムにでも行けばい

      • 夜鳴鶯

         夜を抱いている。  ベッドの中で、一人。  擡げてくる熱に耐えられなくて、一人でこうして悶々としている。  事の発端は、僕が遅刻して登校したことだった。  靴箱の前で古文の先生とばったり会い、こう言われた。 「僕の授業では寝てはいけないよ」  と。  いつもの先生の高い声はその時だけウィスパーボイスで、よりにもよって僕の耳元で響いたのだった。  おかげで僕は丸一日上の空で、何も手につかなかった。  夕飯もそこそこに、シャワーを滝行のように浴びたけど、僕の煩悩は流れてはく

        • じゃぱねっとアドカレ企画のアレ

          やぁみんな来てくれましたか! クソデカ感情をアホみたいに抱えた僕に付き合ってくれて本当にありがとうございます。 アドカレでは推しとの妄想SSでも書くので読んでってください(ここでもクソデカ感情をぶつける顔)(限界オタクの形相)。 『陽が沈むまで』 夏は陽が長い。ちっとも傾かない。傾いてもずっと昼のままだ。  僕は夏が嫌いだった。  あのジリジリ照る太陽は地球に恨みでもあるのだろうか、人類を焼肉にしてしまうくらい照りやがる。  それだったらば、秋の方が好きだ。手が届かないくら

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