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コンセプト

こんばんは。最近はコロナやら花粉やらなんやいろいろと飛んでいて、私的には過ごし辛すぎる日々が続いていますが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

さて、いい感じの前振りがもう思いつかなかったのでいきなり本題に入ります。本日は「絵のコンセプト」について書きたいと思います。あまりこういうエッセイ的な文章は得意ではないので、暖かい目で見てくれたらうれしいです。

私は美術系の大学に通っているのですが、作品作りの際必ずと言っていいほど聞かれるのが「作品のコンセプト」についてです。まずコンセプトってなんやねんという話ですが、端的に言うと「テーマ」です。「どのような観点で作品を作ったのか」「この作品で何を伝えたかったのか」みたいな。

でも、私の作品作りには設計図は基本的にありません。「楽しそうだからやってみよう」とか、そういう衝動を重ねるうちに出来上がっていくことが多く、そもそもコンセプトなどない場合が多いです。それに、作者から提示される作品についての意見はその作品の「答え」になってしまうのではないのかな、と思うんです。作品の受け手がどんな感想を持とうが、答えがある限りその作品はそれ以上の広がりを持てないというか。

上記で「基本的にはコンセプトがない作品が多い」と含みのある書き方をしました。そう、一部はあるんですよ。言語化できるほど明瞭なものではないものの、心の中で引っかかるなあと思ったことを描いた作品、この心のモヤモヤを誰かに知ってほしくて、聞いてほしくて描いたのに自分の創作に対する意識が邪魔して言い出せなかったコンセプト持ちの作品たち。先ほど述べた通り、自身の作品についてべらべら喋るのは好みませんが……


私の作品について、もっと知りたいと思ってくれる読者の方は続きも良かったら読んでみてください。人気のなさそうなnote上でしか言えない小心者ですが、今日は自分の作品それぞれのコンセプトについておまけ程度に書きます。


《返る》

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思い出について。「あのときは楽しかったな」とか「あの時こうすればよかった」とか、振り返ってばかりで今の自分ですら過去に取り込まれているような気がして嫌だった。いい意味でも悪い意味でも過去って甘いなあと思う。

《削除》

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初めて友達に悪い方向での意見をした。自分で喧嘩売って拒否したせいで絶縁したのに、いつまでも引きずっている自分を情けなく思って消してやりたいと思った。

《冥界面接》

冥界面接

地獄行きかどうかを決める面接があって「あなたの人生で何を一番頑張りましたか」と聞かれたら、何も答えられない気がした。他の人に比べて頑張れたと胸を張って言えることがなんにもない。

《敷かれたレールの上を歩く》

夢1

歪んだ劣等感のかたまり。同じ道を進む人間で自分の前を走るやつは全員消えてほしいと思ってしまう自分。列車は某鉄道会社のものがモデル。○牧でよく人を轢いている。


最近の4枚のイラストだけですが紹介させて頂きました。ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。陰鬱な物ばかりだったとは思いますが、滅茶苦茶気を病んでいるとかではないのでお気になさらず。


また何か叫びたいことがあったら投稿します。おやすみなさい。

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