フランス紀行 七日目 《クリニャンクールの蚤の市》
今日はかなり遅く(11:00ごろ)まで寝ていた。今日は相方とは別行動で、私はクリニャンクールの蚤の市、相方は二度目のオルセー美術館を訪れることにした。
クリニャンクールの蚤の市に地下鉄で行こうとしたが、途中で電車の路線が二つに分かれる関係で何度も行ったり来たりし、終いには諦めて駅を出て路面電車で行くことにした。
Porte de Clignancourt駅で降りると怪しげなぼったくり露店(失礼)がたくさん。無理やりAirPodsを握らせてきて高額請求をする詐欺が目の前で行われていて戦々恐々とする。
その高額ブランド叩き売り露店たちを抜けると、クリニャンクールの蚤の市がある。いくつかのエリアに分かれていて、それぞれに特徴があるようだった。
私は、9/20にある自分の誕生日のためのプレゼントをここで買うと決めていた。期待に胸を躍らせつつ、太陽光に照らされてキラキラひかるアンティークのカトラリーたちを眺めた。
私が購入したものは、
・小さな 香水瓶。
・シルバーの小さなプレート。
・アンティークの木製筆入れ。
・アンティークの折りたたみできる鏡のついた箱。
・古いネガが入った缶と箱。
・ホーローの壁掛けボックス
・フランスアンティークのカップ、ソーサー、コンポート皿
・アンティークリングボックス
・メダルケース
そして、誕生日用に買ったのが、
マザーオブパールのコインパース。
シルバーのシルバーの意匠が彫られた、繊細なコインケースで、裏面はマザーオブパールのカーブがそのまま生かされている。中はローズピンクの布が張られている。ピルケースとしても使えそうだ。
本当に可愛くて一目惚れしてしまったけれど、250€もしたので、一度は諦めた。しかしもう一度そこを通った時、「S'il vous plaît, attendez un moment!(ちょっと待って!)」と言われたので、戻ってみると200€でいいと言われた。自分の誕生日の記念に、手に入れることができた。
「Merci beaucoup!(どうもありがとう!)」
初めて覚えたフランス語でお礼を言うと、お店の人は目を丸くして、そのあとニコニコしながら「アリガトウゴザイマス!」と言ってくれた。
帰宅後、そのまま相方と合流していつものMonte-Carlo(モンテカルロ)に向かう。
ご飯を食べながら、明日のことを相談したが、なんとなく相方が元気がない気がした。私のいびきのせいで眠れないのか。それとも何か私がやらかしたか。心配になったが、特に何も言われなかったのでより不安になる。
明日はもともとジヴェルニーのモネの家に向かう予定だったが、ここからだと2時間以上かかること、またチケットが必要だが取るのを忘れていたことを知り、意気消沈である。
とりあえずホテルに戻ることにした。相方が早々に寝てしまったので、明日はどうしようかと不安に包まれながら眠る夜になりそうだ。
また明日。いい日でありますように。
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