普通になりたかった

普通になりたい。
ただ普通になりたい。
才能があっていいなといいながら平凡な暮らしがしたい。
毎日発作を起こして泣きながら頭を壁に打ち付けたり
幻聴のせいで耳を塞ぎながら叫ばなくてもいい、
そんな生活がしたい。

誰かと恋に落ちたとき、
自分が爆弾であることをいちいち打ち明けることがない生活がしたい。
相手に負担を強いることを自覚して生きる、そんなことをしなくていい生活がしたい。

わたしと付き合うと一生振り回されて不幸になる、という言葉の呪いをかけられているから、きっとそうなんだろう。
泣いて過呼吸になったわたしを見て満足でしょうか。

ただ、死を待つだけ。
もういいだろう。普通のふりをすることがもうできない。

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